2025年からレガシー及びウレタンバット禁止!?
少年野球転換期!!
少年野球の公式戦で大人用のレガシー及びウレタンバットの使用が禁止になる。
この問題は数年前、長男が4年生の冬あたりに噂になっていた。
その為、5年生になる前にレガシーを買うのか?
買って使えなくなったら5万円のバットはどうしたら良いのか?
頭を悩ませていました。
今年まではそのレガシー及びウレタンバットの使用が許可されていて魔法のバットの恩恵を受けてきた。
しかし、2024年の春先に学童大会における複合バットが禁止になると記載された通達がきた。
中学軟式野球も使用できなくなるのかと思ったが、今回は小学生の大人用ウレタンバットの禁止ということのようです。
なので軟式のクラブチームに所属している長男は小学生のころから練習、試合後に毎回ピカピカに磨いている愛着のあるバット、レガシーを来年も使用できると喜んでいた。
今シーズンもレガシーに何本ヒットを打たせてもらったか、足を向けて寝れないのは事実・・・
しかし、少年野球では2025年度から禁止になる。
バットによる影響は大きい
確かに、身体の大きな選手も小さな選手も大人用のレガシー及びウレタンバットを使う現状に少年野球の試合を見ていて常に違和感を感じていました。
身体が大きく力のある子は1番長く持って振り抜く力があり当たれば詰まったて天高く上がった外野フライの様な当たりが簡単にフェンスを越えるホームラン、
小さい子はバットを拳1個以上も短く持っ軽く当てるとバットの力で内野の頭を超えてヒットになる。
それならまだマシ、少年野球の場合、基本的にストレートとスローボールしか来ないのではじめからバットをテニスラケットの様に寝かせボールに当てる事に徹している選手もいた。
超ドアスイングでも当たれば遥か彼方にボールは消えて行くほどの特大ホームラン
勝つために指導者がその振り方でバッティング指導しているようなチームがあるから驚きだ!
私の息子も大人用のレガシーを使用していた1人だが、体が大きく力があったので打球が速く、地を這う様な高速ゴロでヒットを量産していた。
私の少年野球時代は選手はほぼ100%金属バット、大人用のバットは素振りくらいでしか使用していなかったと思う。
ウレタンバットの様にボールが当たった瞬間にバットが変形しないのでしっかり打たないと内野フライになってしまう、ヒットを打つのは今より難しかったと思う。
ボールの真ん中を打つことが硬式野球になった時にどうなのか?
という議論が起こりそうだがそれはさておき、
今回の少年野球での大人用のレガシー及びウレタンバットの禁止、私は賛成です。
レガシー禁止は賛成?反対?
元々は身体の衰えた大人たちのホームランを打つための夢を叶えるバットとして開発されたわけで、
子どもたちは与えられた道具でホームランを買うのではなく、ホームランを打つために身体の使い方やどのようにしたらホームランが打てるのか?
工夫や努力をしてほしいと思う。
ただし、チーム内で道具、今回の場合バットの違いによってハンデが無い様にだけはしてほしいとは思う、
ここで疑問なのが子供用のウレタンバットはなぜ禁止にしなかったのか?
こうなると子供用のウレタンバットが扱いやすい身体が小さくても身体能力の高い選手なら、身体の大きな金属や木製バットを使用する選手より遠くに飛ぶようになるのではないかと思う。
又は、思いバットを扱える体の大きな選手が体格に合わない軽い子供用のレガシーを使用することで成長が妨げられる可能性もある。
そうなるとバットスイングは身体の大きさや力だけではありませんが、レガシー及びウレタンバットを使う本来非力な運動神経の良い選手が4番を打ち、力のある大人用の金属や木製バットの選手が下位打線になるなんていう、逆転現象が生じる事も予想できる。
道具が変われば結果も変わる
実際に長男の先輩達は身体の小さな選手が多く、元々大人用レガシーで試合に臨んでいたが、思うような成績が出せず、大きな大会前に監督が大人用から子供用のレガシーに持ち替えさせたところホームラン、ヒットが増え全国大会に出場、全国大会でもホームランを打ち、ベスト8の記録を残したなんて例もある。
なので大人用がダメなら少年野球用のウレタンバットも禁止すべきだと思う。
実際、ここ数年MPBジュニアトーナメントでは全ての選手がレガシー及びウレタンバットの使用を禁止し金属や木製バットを使用して試合を行っている。
これは各種メーカーの売上に直結する為、大人の事情があると思いますが、
それであれば高校野球の低反発バットのように反発係数を決めたりすべきではないかと思う。
軟式少年野球は指導者も道具も無法地帯なところがあり様々な活動が行われていますが、ルールが曖昧で大人の事情で子どもたちが振り回されているところがあります。
今回のバット一つにしても変更するのは協会やメーカーとの協議により決定した大きな決断だと思います。
しかし、子供達も真剣に野球に取り組む選手です。
道具が変わるという事はどの様なことなのかは一流選手をみてきている連盟のトップの方々、メーカーの関係者が私のような数年少年野球にかかわっただけのお父さんより何倍もわかっていると思います。
このレガシー及びウレタンバット問題に規制が入った事は私自身も嬉しく思いますが、また来年以降の現場の意見なども取り入れて改善していって頂けたら嬉しく思います。