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第25回東区ケアカフェ「コロナ禍を振り返って」に参加してきました

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第25回ケアカフェへ参加

本日は診療時間を短縮して東区のケアカフェに参加してきました。

前回の中央区のケアカフェに続き2度目の参加
さすが25回を数える東区のケアカフェ、東区民センターの大ホールに多くの医療や介護に関わる方が集まっていました。

今回テーマは「コロナ禍を振り返る」
良いこと、悪いこと、そしてから~

ということで3〜4年間見えない未知のウイルスに振り回されました。

まだ新しい株のコロナがちらほら発生しているようですが、日常を取り戻している今だからこそ振り返る事ができます。
様々な業種の方がいる中で苦労と働き方の変化を聞くことができて有意義な時間になりました。

今回の話題一部を紹介していきたいと思います。

コロナ渦を振り返る

1.デイサービスでの苦労

デイサービスは通所の為、人の出入りが多いのでコロナに感染している利用者がいる”かも”しれない不安があった。
送迎の車の中、利用者さんの運動中など、密になる時間が多いので体調のチェック、不特定多数の方が触れるものには消毒には気をつけていた。

2.サ高住の所長の話

感染対策のため面会シャットアウトしていた。メディアでもクラスター問題が取り上げられていたの起きないように入居されている方の外出制限もしていたので入居者の方はご家族や外部サービスを受けられないので辛かったと思う

3.小児科の出生時の苦労

コロナ感染者が出産する際に産まれた新生児を保育器に入れて数日隔離することになっていた。
感染中に出産しなくてはならない場合、お産の時間が長くなる可能性がある事や息む際にウイルスが手術室にまん延するなどの理由から帝王切開になることも多く「産んだ感じがしない」と言われたり産まれた新生児をすぐに母親に合わせてあげられない事に対して罪悪感を感じることがあった。

4.訪問鍼灸、リハビリの話

入居されている施設やご家族様意向で施設やご自宅への出入りができなくなった時期があった。
また再開する可能性はあるが感染者数の増減が激しい時期はそれがいつからという明確なものがなく売上に影響、従業員への給料の支払いなど銀行口座の残高が減る恐怖を感じていた。

マッチ鍼灸整骨院も例外ではありません、施設でのクラスターによる入館制限や外来の患者さんがコロナに感染しキャンセルが相次いだり、私自身も正月休み中にコロナに感染しました。

年始早々患者さんにご迷惑をおかけしてしまった罪悪感と、体調が悪い中ご予約の変更の連絡をしなければならない体の辛さがありました。

しかし、患者さんの返信メールや電話で「お大事にしてください!」と言っていただけてとても嬉しかったです。

そのような新型コロナウイルスの影響を受けながも決して悪い事だけではありませんでした。
コロナ禍を経験して良かった事についても話し合いました。

コロナ禍を経験して良かった事

会社で働く方の多くは無駄な会議が減った事で仕事がはかどる様になったと言います。
会議の頻度は減らなくても、コロナ前は会議室に集まって頻繁に長時間の会議が行われていたが、コロナになってからはリモート会議が増えたので移動の時間が無くなった事で楽になったという感想が多く聞かれました。

私自身は、オンラインセミナーが増えた事がとても良かったと感じています。

以前は東京や群馬に行きセミナーに参加していましたが、長男が野球をしているので休みの日は帯同することが多く、
なかなか会場に足を運ぶことができません。
その為、オンラインセミナーが広まったことははとても勉強する際に助かっています。
リアルタイムで視聴できない時もアーカイブ配信してくれるセミナーも増えたので営業時間終了後に視聴できるのがとても嬉しく思います!

コロナ禍を終えてこれから

世界中に猛威を振るった新型コロナウイルス、以前より重症化のリスクは減っているようだがまだ感染者数は一定数いる。
今後再度爆発的な感染力のある型に変異しないとも限らない。

残念ながら今回のコロナウイルスの一連の事態にできたことは、

手洗い、うがい、消毒、密にならない、ワクチン接種

結局100年前のインフルエンザが初めて流行してときと変わらなかったのです。

だとすれば、おそらく今後も新しいウイルスが猛威をふるっても対策は変わらないと私は思います。
ではどうするか、上記の当たり前の事を当たり前に行いウイルスが弱毒化するのを待つ、
そして、自分自身の体調管理の徹底、食事、睡眠、運動を制限の中で継続し免疫力を高める習慣を身に着ける事が重要だと感じました。

裏カフェ

ここからは裏カフェ、ここからが本番!?

今回もいつもの場所で大盛り上がり!!

本陣串や~東区役所前店~
東区北10条東7丁目3番地 村川ビル1F

お話の中で印象に残っているのは、主催者の医師と若い鍼灸師と話をしていた際の内容でした。

医師
なぜ開業しようと思ったのですか?
若い鍼灸師
自分の考えで患者さんの為に向き合いたかったからです。
勤務しているとそれができないので・・・
医師
色んな人と出会ったり、経験をひと通りして今言った言葉を
もう一度言えたら一回り君は成長してると思うよ!!
若い鍼灸師
はい!また同じ言葉が言えるように頑張ります!今後もよろしくお願い致します

私自身、開業して12年になりますが、初心に帰る気持ちで聞いていました。
確かに志高く自分の理想を実現しようと努力するけど業界の現実や金銭的な問題でできない事がでてきます。
その中で、一度は理想とは違う事もしなければならない時もありますが、それは理想の会社や治療院にするための準備であって
決して妥協したことにはなりません。

事業が軌道に乗ってきた段階で自分の理想を突き詰める時期が来ると感じています。

開業するとなんでも自分のやりたいようにできるかというとそのような事はありません。
むしろ、やりたくない事や苦手な事をやらなければならない時期もありそんなに甘いものではありません。

開業したいとお考えの方は、よく考えて行動することをオススメします。

次回の東区のケアカフェは未定ですが3〜4ヶ月後に開催予定です!
中央区のケアカフェも秋頃開催予定と言うお話も聞いてきましたので情報わかりましたら随時公開致します!
今後も医療や介護の方と良い時間を過ごしながらつながりをつくっていきたいと思いますが