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訪問リハビリ中に患者さんに教わる経営の極意

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訪問リハビリ中に患者さんに教わる経営の極意

高齢者の訪問リハビリで関わる患者さんは人生の先輩ばかりです。

歩行困難で外出困難で自宅での方ですが若いときはバリバリ働いていた人ばかり、

その中に金物屋さんに生まれ、家具屋さんに嫁いた80代後半女性の患者さんがよくする話を紹介します。

地域に愛されるお店とは?

子供の頃から事業を手伝う毎日

兄弟が上に2人いたそうですが遠方の小、中学校に通っていて帰りが遅かったがその患者さんの前の年に地元の小学校に通うようになり帰りの早いYさんは金物屋さんの店番、集金などさせられていたそうです。

自宅でも井戸のポンプで水を汲み、薪を運びお風呂を沸かしていたとのことで力仕事も多かったとの事

海が近い地域だったこともあり釘やネジに加え、釣り糸や浮きなど多くの商品の場所を覚えなくてはならず大変だったそうです。

しかし、その時代注文釘やネジは店員さんが取りにいくとスタイルだったそうですが、お客様は自分の使いたい物はどこにあるかわかっていて自分でとってきてくれたり

地元に愛される金物屋さんだったようです。

暇なときはレジで立ち話、混んでるときはまた来るねと空気をよんで時間をずらしてくれたり

とてもアットホームなお店だったようです。

その後、実家で家具屋を営むご主人と出会い

家具屋での商売より金物屋で商売ををしている時が1番楽しかったと話をしてくれます。

その後、家具屋は大手の家具屋さんの勢いに負け閉店する事になるが、このままでは事業存続が危ぶまれた時に土地を買いマンションをたて事業転換をした事により会社としては倒産を免れたそうです。

訪問リハビリのYさんから学んだ事

この会話から学ぶ事は

仕事を続けていくうえで必要な事、それは気力と体力だということ、それを持続するためには適度な運動が必要だということ。

いくらお金持ちになっても忙しさ故に肉体的、精神的に病んでしまい継続が困難になる場合があります。

それでは働き続ける事ができません。

時代に合わせた事業の方向転換も必要だと感じました。

Yさんは訪問の際いつもニコニコ出迎えてくださいます。

その笑顔、ありがとうと言う気持ち、感謝の気持ちがが人を引き寄せ運も引き寄せるのかなぁ、と思いました、

Yさんは長く続けられたのは幼少期から学生時代の家事手伝いによる肉体労働により体力があったことだと話されていて、長生きできる秘訣と感じているようです。

現代はマニュアル的な営業、無人の店舗、ネット状での契約など便利な反面、虚しさも感じる事があります。

最近では対人でのサービスがとても高価なものにさえ感じます。

マッチ鍼灸整骨院では一人ひとりの症状に対して真摯に向き合いオーダーメイドの対応を心がけています。