眼精疲労にルテインが効く??
眼精疲労にルテインが効果的だと言われていますが、目の構造でルテインが必要な場所はご存知ですか?
そう!
水晶体と黄斑部です。
では、この水晶体と黄斑部はどのような役割をするのでしょうか?
水晶体とは目の中でレンズの役割を担い、黄斑部は細かいものの識別や色を見分ける働きを持っていて視力を1.0以上でいるためには黄斑部が良い状態でなければいけません。
しかし目にとても重要な役割をするルテイン、実は体内ではつくることができず食べ物やサプリメントから摂取するしかないのです。
ルテインの作用
ではルテインは目にどのような働きをするのでしょうか?
- 目の酸化を防ぐ
- 加齢黄斑変性の予防
- 白内障の予防
- 目の炎症軽減
- コントラスト感度の改善
- 美肌効果
があげられますが、体内で生成されないということは食材やサプリメントから摂取しなくてはいけません。
必要な摂取目安は1日6mgです。
それをどのような食材から摂取すればよいのでしょうか?
ルテインが含まれる食材トップ3
では目に重要なルテインはどの様は食べ物に含まれているのでしょうか?
100gあたりの成分量は
1位.ケール 21,9mg
青汁1杯:約20mg
2位.シソ 14,25mg
シソジュース1杯:約5mg
3位.モロヘイヤ 13,63mg
ご飯やそばにトッピング約13mg
と手軽に摂取することができます。
その他通年通じて手に入りやすく料理して摂取しやすいのは
8位.小松菜 7,56mg
12位.えんどう豆 5,37mg
14位.大根の葉 4,73mg
15位.ほうれん草 4,51mg
があげられます。
野菜のルテイン数値は、以下の情報を参考に記載しています。
1位ケールは、Mangels AR et al.,J.Am Diet Assoc.,1993
2位~15位は、Quantitation of Carotenoids in Commonly Consumed Vegetables in Japan
しかし、ルテイン不足によりおこる眼精疲労、ではルテインはどのようにして消耗してしまうのでしょうか?
ルテインが消耗する原因
ではルテインを消耗してしまう原因にも触れておきましょう!
一言で言うなら光の刺激です。
スマホやPCからのブルーライトが原因な事はご存じだとは思いますがテレビや電気、日光からも刺激の量は様々ですが、ブルーライトを発生させています。
そのブルーライトは目の細胞に与えるダメージも強くその刺激により発生した活性酸素を除去するためにルテインは使用されます。
つまり、目を開けている限りルテインは消耗されていくのです。
慢性的な眼精疲労で悩まされている方は
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ルテインと一緒に取りたい栄養分
ギアキサンチン
アントシアニン
脂溶性のビタミンの一種であるルテインは水に溶けにくく油に溶けやすい性質をもっているため植物油で炒めて食べても十分に摂取することができます。
脂質と一緒に摂取すると栄養素の効果を発揮します!
ルテインの過剰摂取で起こる副作用
食品から摂取するルテイン特に副作用の心配はないようですが、1度に沢山摂取しても効果はありません。日々適量の摂取を心がけましょう。
しかし、眼精疲労によいと言われるルテインですが以下の事に注意して摂取する必要があります。
それは天然ルテインか?合成ルテインか?という事です。
合成ルテインはβカロチン、石油系でつくられたサプリメントです。
目のかゆみ、胸やけ、嘔吐などの副作用が報告されています。個人的には人工的に合成された添加物の副反応と言う方が正確では?と思っています。
サプリメント大国アメリカ、シアトルの研究グループでは喫煙と合成ルテインが組み合わさると肺がんのリスクが高まるという報告もあるほどです。
妊娠中や子どもへの接種は推奨されていないものもあるので該当する方はメーカーのよくある質問をチェックしてから接種する必要があります、
天然素材のルテインについては主にマリーゴールドから抽出されていて目立った副作用は報告されてはいませんが、一度に大量に摂取しても一定以上の効果は見込めません。
サプリメントや食品での摂取は体調、体質改善の補助食品ということを理解したうえで摂取することをおすすめいたします。