頭痛だけでなく目が痛くなる前に
今回は後頭神経痛についてとその解消法を紹介していきます。
近年は在宅ワークにリモート会議、画面から目を離せない時間が増えました。
その為、あなたの首の動きが小さくなっていませんか?
✔ この様な症状の方は後頭神経痛かも
- 首の後ろが重く、首を後ろに倒すと首が痛い
- 時々頭にチクッと電気が走る様な痛み
- 朝クシで髪をとかす時に皮膚だピリピリする
- 上記症状があるが吐き気はない
- 左右対称に起こらない場合もあり
このような経験ありませんか?
初期段階ではあまりに一瞬の出来事に気のせい?
と思われる方も多いようです。
しかし、症状の進行とともに頻度や痛みの度合いが増してきてその様な過程をたどって来た方は
「脳の病気?」
と不安に感じる方が多いのではないでしょうか。
当院にもその様な相談を多くうけます。
一度深呼吸をして落ち着いてください。
そのチクッとしたその頭の痛みはもしかしたら首が原因かもしれませんよ!
そうだとすれば、それは後頭神経痛です。
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 群発頭痛
に加えて第4の頭痛として注目を集めています。
ではこの後頭神経痛の原因はどこなのか?
追求していきましょう!
後頭神経痛の原因
後頭神経痛原因は
- 首の術後
- ムチウチ
- 感染症(単純ヘルペス・帯状疱疹)
- 首の骨異常(リウマチ・変形性頚椎症)
- 肩や首のコリ
があげられますが、肩や首のコリ以外は痛みが激しかったり、明らかに体に異変をきたすものばかりです。
多くは
✔ 僧帽筋の緊張
であり、ほとんどの場合鍼灸や整体の適応になります。
後頭下筋群の緊張
後頭下筋群が固くなると後頭神経を栄養する血管の血流つまりは栄養不足になり正座したときのしびれに近い状態になる為頭がピリピリしたりするのです。
僧帽筋の緊張
後頭神経は僧帽筋の筋肉中を通過していきます。
つまりは僧帽筋が緊張する事で神経が圧迫される為しびれた感じが起こります。
後頭神経は3つariに分かれていて影響を受けた神経によりピリピリとしびれ感を受ける部位が変わります。
それによってケアする場所も変わりますので是非覚えてください。
後頭神経による神経の範囲
後頭神経は3つの神経の総称であり、細かく分けると
- 大後頭神経
- 小後頭神経
- 大耳介神経
があります。
影響を受けている神経によりピリピリする感じが異なりそれによってアプローチするポイントも変わってきますので意識してみてください。
大後頭神経の神経痛
小後頭神経の神経痛
大耳介神経の神経痛
首まわりの筋緊張により起こりますので、2つ、もしくは3つの神経すべてが同時に起こることもあります。
しかし、目の奥が痛くなってきたら要注意です。
後頭神経三叉神経痛にならない為に
頭の表面が痛い状態なので意外と軽く見られがちな後頭神経痛しかし、
放置しているとこの様な症状が現れる事があります。
大後頭神経から眼科上神経がリンクしていて三叉神経の第1枝領域に痛みにも痛みを起こす。
又は三叉神経の第1枝、上眼神経の圧迫が同時に起こり後頭部やあご、目の症状が同時に起こることがあります。
その事を後頭神経三叉神経痛(GOTS)
ともいわれ、症状が複雑になってきますので早めのケアをしていきましょう!
- 後頭神経三叉神経痛症候群の症状
・目の奥の痛み
・目の疲れ
・まぶしさ
それに加え後頭神経痛の症状がおこります。
後頭神経痛の解消法
ではチクッとしびれ感じを解消するにはどうしたらよいのでしょうか?
不良姿勢に気をつけて首の筋肉を緩める事です。
ここでは自宅でできるセルフケアを紹介していきます。
後頭下筋群を緩める
僧帽筋を緩める
首周りの筋肉を緩める時は初めから強く行うと揉み返しを起こしますので少しづつ強くしてください。