肩こり・腰痛はもちろん、ヘルニア/眼精疲労/美容鍼などを鍼灸・整体を中心に全身調整でサポートします

腰痛ベルトの効果を高める巻き方のコツ教えます

NO IMAGE

腰痛ベルトの巻き方と位置

腰痛コルセット、あなたは正しく巻けてますか?

今回は腰痛コルセットの着用時の重要ポイントと目的について説明していきます。

是非最後までご覧頂き腰痛コルセットの知識を深めて頂けたら嬉しいです。

お腹を○○しないと!ただの腹巻

皆さん、腰痛になった時、病院で腰のコルセットを処方されたり又はドラッグストアで腰痛ベルトを購入ししようと思った経験ありませんか?

せっかくお持ちの腰痛ベルト、正しくつけないと腰痛を悪化させてしまう事もありますので注意が必要です。

腰痛ベルトの目的

はご存知でしょうか?

1.骨盤と腰の骨の固定
2.お腹の圧を高め体幹の安定
3.お腹を冷やさない
4.巻いてる精神的安心感

その様な目的があります。

腰痛ベルトを腰に巻くときにあることをしないとただの腹巻になってしまいます。

そのあることは?

腹圧を高める

という事です。

腰痛ベルトを着けはじめたきっかけも人それぞれですが、

  • 整形外科で処方されたから
  • ドラッグストアで薦められたから
  • 友人も着けていたから
  • ネットのリンクをポチっとして届いたから

しかし、着けたは良いけど外すタイミングがわからず腰痛ベルト依存症になっている方、購入したは良いけどほとんど使わずタンスの奥へ…その様な方、多く見受けられます。

しかし当院に来院される腰痛患者さんの殆どは正しい付け方をしていない、又は腰痛ベルトの目的をしっかりと理解していません。

それは何故かを考えてみると、処方する医師やスポーツショップ店員さんが腰椎ベルトを渡すだけでつけ方を教えるところが少ないからです。

それゆえ着用して得られる効果が安心感のみになっている方が多い印象さえあります。

確かに腰痛で悩んでいるときに一番に行う行動は

湿布をはるという事が一番に思いつきますが、
湿布の目的(You Tube動画)
腰痛ベルトの正しい着用が、腰痛から開放される期間が短くなると考えています。

どの様に着用するのが良いの?

今回一番伝えたい事は、

腹圧を高めた状態で巻く!!

適度にお腹を凹ませた状態で巻くという事が大事という事です。

では何故お腹を凹ます必要があるのか?

それはお腹は呼吸によって膨らませたり凹ませたりできるからです。

お腹が膨らんだ状態や通常の状態では腰痛コルセットを締めた後もお腹と腰痛コルセット間に緩みができてしまうので十分な固定力が得られない事が多いのです。

腰痛コルセットの着用方法

1.骨盤とお腹に半分ずつメインのバンドが来るようにセットする。
※その際、細いサブバンドはメインバンドから外す又は外側に着けておく2.軽く息を吐きながらお腹を凹ませ恥骨方向にメインバンドを走らせ止める
※メインバンドを止めたら一度お腹の圧を緩めても良い3.再度軽く息を吐きながらお腹を凹ませてサブバンドを恥骨方向に走らせ固定する

これが一般的な腰痛コルセットの着用方法になります。

だだ、慢性的な腰痛に対してはこれで良いのですが、

ギックリ腰やヘルニアの急性期は注意が必要です。

なぜなら骨盤を正しい位置にしたり、腹圧が強いと炎症や組織が傷ついている患部が刺激され痛みが増すこがあるからです。

その際は無理にお腹を凹ます事はありません。
できる範囲の圧をかけて固定してください。

腰痛を湿布でごまかしながら生活している方、ギックリ腰や腰椎ヘルニアでコルセットを着用する事は確かに良いと思いますが、

慢性的に腰痛コルセットを着用している方はもうそろそろ根本的な対処をする事を強く進めます。

腹筋が落ちて何度も何度も腰椎やギックリに悩まされる生活は時間の無駄です。腰痛知らずの快適生活の為に是非一度ご相談下さい。