体を蝕む歪みの正体とは??
歪みについて考えた事はありますか?
整体などに行くと評価の中で
- 「右の足が短いですね〜」
- 「骨盤が歪んでいるので…」
- 「背骨が曲がっているのであなたの体は…」
▶腰痛 ▶肩こり ▶頭痛
に始まり
▶産後の骨盤調整
▶O脚、X脚 ▶顔のたるみ
など
背骨が…
骨盤が…
様々な症状が歪みが原因と言われるようになりました。
ではその歪みを起こす原因は何なのか?
それについて解説していきます。
体が歪む原因
体の歪みを起こすその多くは原因は
疲労です。
慢性的に歪みを引き起こすのは
・肉体的疲労
・精神的疲労
・内臓的疲労
その他に
急性的に歪みを引き起こすのは
・外傷
自ら歪みを引き起こす
・不良姿勢
内臓による歪み
・暴飲暴食
そして
命を授かった事により起こる
妊娠
などがあげられます。
スタンフォード大学の研究によると
体の歪みが脳からの神経伝達物質を制限し自分の能力が発揮しにくい体を造っていると述べられています。
私が長年学び続けているクラシカルオステオパシーの世界では約120年前から歪みが及ぼす体への影響は研究されていましたが、
その当時からドクターによる投薬療法が治療の認知度は高く、骨の歪みが体に影響するという事はあまり一般的ではありませんでした。
しかし、120年以上歪みについては世代を超え様々な先人たちが施術という結果を通じて引き継がれてきました。
ですが、体の歪みは姿勢による見た目、肩こり、腰痛などの比較的軽度な疾患にしか原因と考えられていない傾向が見受けられます。
ですが、
あなたの体の歪みが体の主要な部分に影響しているとしたらどうでしょうか?
その歪みをそのままにしておきますか?
その主要な部分とは?
それは脳です。
脳は頭蓋骨に覆われているから関係ないじゃん!
といった声が聞こえてきそうですが、
脳なのです!
それについて解説していきます!
歪みが及ぼす体への影響
肩こりを例にすると
長時間のパソコン作業で肩が凝ったり首が痛くなった経験ありませんか?
そのコリや痛みはどこで感じているでしょうか?
そう!
脳なのです。
原因を長時間のパソコン作業だとすると
画面を見ていると段々猫背になってくると思います。
机の上に片肘をついたり、足を組んだり、
体はドンドン真っ直ぐではなくなっていきます。
この時点では姿勢が曲がっているだけで歪みにはなっていません。
しかし、
姿勢が曲がった状態が長期的に続く背骨をつないでいる筋肉の片側がかたくなり負荷のかかっている側に骨が横に傾いたり、捻れたりします。
それが歪みの正体なのです。
背骨が歪むと歪んだ部分からでている血管の血流が悪くなりその血管の流れている筋肉は血流障害の為に固くなってきます。それがコリです。
そしてさらに血流障害の期間が長いと痛みになります。
ではその痛みを感じるのはどこでしょうか?
肩の筋肉ですか?
筋肉で察知した痛みの信号は
脳へ行くのです。
痛みを感じた脳は痛みを抑えるために体が興奮して血管を細くします。
するとどうでしょう?
益々筋肉が固くなってしまいます。
そうなる事で・・・
- 痛みを軽減させるために痛いところを動かさない様にしたり
- 痛みをかばう為、肩とは別な所に力が入ります。
(この場合背中や腕など)
すると益々体の歪みは大きくなって行きます。
その状態がさらに続くとシビレへと進行していきます。
そのシビレ状態こそが
- 腕のシビレ
- 頭痛
- 眼精疲労
の原因となってしまっている事もあるのです。
歪みを治すにはどうしたらよいの?
歪みによる症状を治す為にはどうしたら良いでしょうか?
それは、
歪みを取り除き背骨から出ている血管の元栓を広げ、固くなっている筋肉に栄養をおくる作業を行う事です。
そうすれば症状は軽減してきます。
それができるのが
- オステオパシー
- 整体
- はり・灸
- セルフケア
なのです。
痛みが起こると急に痛みが出た様に思われますが、長い期間我慢していた結果で有る事が多いです。
その為治すのにも時間がかかります。
症状がでてしまっている方はいますぐに!
症状が出ていなくても歪んでいると感じる方は
一度しっかりと体を評価してもらう事をオススメ致します。
歪みと聞くと美容や姿勢と考えられてがちですが、実は多くの疾患の引き金になる可能性がある事を頭に入れておいてください。
体の歪みを取り除く事は皆さんの仕事の生産性を高めるためにはとても重要な事だと感じています。
自分の体が歪んでいると感じている方、特に肩こりや腰痛などの症状か出ている方は特に早期の対処をオススメ致します。