何かした拍子に、何かした覚えはないのに方が急に上がらなくなったら、しかも段々痛みが増しきて夜も寝られない
その様な方は四十肩・五十肩を疑わなければなりません。最近ではデスクワークの方も増え三十肩も増えてきているようです。
五十肩・四十肩を正しく理解してあなたの苦痛が一日でも早くなくなればと思います。
安心してください!原因はあります。
肩のケガによりそれがきっかけなら原因ははっきりしますが、何かした覚えもないのにある日肩が上がらなくなったら不安で焦りますよね、しかし五十肩・四十肩はもしかしたらあなたが予想もしていなかった原因により起こしているかもしれません。
- 運動不足による肩周辺の血行不良
- 長時間のデスクワークによる肩から腕の緊張
- お酒の飲み過ぎによる肝臓の酷使
- 寒い環境での積み荷作業精神的なストレ
- スリウマチや糖尿病による関節の劣化
五十肩・四十肩になる理由
いろんな書物を読んでいると原因ははっきりわかっていないというものも多く存在するが本当にそうなのだろうか?
シンプルに考えてみると肩周辺筋肉の損傷がもたらした構造の歪(ひずみ)によるものだと私は考えています。
1.腕の可動域が狭くなる
あなたは開脚をいつまでできましたか?最近は体の固い子供も増えましたが幼少期はそれなりに大きく足を広げてベタっと体を床につけられたのではないでしょうか?それがいつの日か同じ動作をするのに悲鳴をあげる・・・
つまり大人になると日常生活で大きく腕を上げる事が少ないうえに運動不足、肩関節の可動域は段々狭くなっているのです。
2.猫背で背中が硬くなる
デスクワークによるPC作業、車での営業、椅子での仕事が増えました。朝はシャキッと良い姿勢を気を付けるも夕方は眼精疲労と作業の疲れで猫背姿勢、円くなった背中の筋肉は固くなり体を伸ばせなくなります。すると腕をバンザイする動作が辛くなってきます。しかし日常動作でバンザイをすることは休憩の際に1日数回、できなくなってきていることに気が付きません。
3.筋肉がパサパサに
なんのことやら??と思うかもしれませんが、血流の悪くなっている肩周辺の筋肉は血流不良で筋肉の質が低下しています。
30歳を過ぎると年齢的に筋肉の質は低下していきます。それに加え運動不足などで血流が悪くなると更に質はていかして古いゴムの様につながってはいますがいつ切れてもよい状態になっていきます。
軽い力で炎症期へ
そんな血流障害により切れやすくなった肩の筋肉は高い所に手を伸ばした時、押し入れも奥の物を手を伸ばして取ろうとしたときてヨガやピラティスで腕を上げるポーズとしたときにピキッと部分的に損傷し炎症期に突入してしまうのです。
そうなる前に五十肩・四十肩ケアをしておきたいですね!!
関連ページ
五十肩・四十肩予防ケア
五十肩・四十肩になってしまったら
しかし、なってしまったら段階ごとに適切な処置とリハビリを行い早期の回復を目指していきましょう
導入期
五十肩・四十肩は結滞動作ができなくなると言われますが最近は着物を着る事も少なくなり帯を締める機会も少なくなりました。そこでどんな時に痛みがでるのかまとめてみました
五十肩・四十肩で痛みのでる動作
- 洋服を着替える時
- ドライヤーで髪を乾かすとき
- 棚の上の食器をとる時
- シャワーで髪を洗う時
- ブラジャーのフォックの脱着
- 見送りの際に手を振る時
など
導入期には違和感や軽い痛みとなって現れます。この状態あれば施術を受けて筋肉の血流を良くする事で早期の回復が可能な事が多いですが・・・
これが五十肩・四十肩本番の最終警告かもしれません。
急性期(炎症期)
激しい痛みをともなう事が特徴です。
- 安静時痛を訴え仕事中何もしていなくても痛みを感じます。
- 少し肩を動かすと瞬間的な激しい痛みのため肩を動かせなくなる事があります。
- 夜間痛のため寝ていても夜中起きてしまう事があります。
特に痛い方の方を下にして寝た時に激しい痛みを訴える事が多いです - 指先にシビレの様な感じをうける事があります。(トリガーポイント痛)
関連ページ
五十肩・四十肩の対応とリハビリ(急性期)
慢性期(拘縮期)
回復期
再発予防期
痛みが取れてきたのに腕が上がらない、あまりに固くてこのまま上がらなくなってしまうのではないかと不安になる事もあるかと思います。しかしそのようなことはありません、五十肩・四十肩、つまり肩周辺組織の炎症のみが原因であれば拘縮した肩関節も段々と上がるようになってきます。心配しないでください。
五十肩・四十肩の症状軽減がゆっくりな理由
マッチ鍼灸整骨院では
オステオパシー 鍼
光線治療器による施術をおこなっています。
この様な肩の痛みには要注意
- 肩が抜けたような感覚がある
- 痛みはそれほどではないが腕が上がらない
- 肩を上げた時に引っかかりを感じる
その様な感じは五十肩・四十肩でも起こる症状ではありますが、腱板断裂、石灰沈着性腱板円、インピンジメント症候群
などが考えられます。心配であればまずは専門医の診断をうけてから当院を受診することをおすすめします。