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【少年野球】長男の心に響いた敗戦、心の隙が試合を決める

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昨年12月に地域の少年野球チームから全国大会を目指す強豪チームに移籍し今年の春からシニアの試合帯同でベンチから声援を送る長男5年生、

今日もボールボーイの役割を与えられ一生懸命仕事をしていました。

その長男が試合後、監督の話を聞いた後解散する時涙を流して私のところにきました。

どうしたの?と尋ねると

俺負けず嫌いだから…と

ボールボーイなのに、試合に出てもいないのに何故?

と一瞬思いましたが、長男は長男なりにチームの一員として戦っていたのだと感じました。

その試合、試合前の練習をみる限りでは勝てると感じました。

試合展開を見ても直球勝負の相手投手に最先良く2点先制、未来のエース候補の2人5年生の投手が4回2失点の好投をみせ試合をつくる。

相手ピッチャーも力投をみせ初回2点を失うもパワーピッチングから緩急を織り交ぜたピッチングにシフトチャンジ、なかなか攻略の糸口ができぬままに試合が進む

しかし、最近の学童野球は試合の流れを大きく左右する局面がある。

70球の球数制限

その球数制限あり相手ピッチャーは交代を余儀なくされる。

2番手投手の力がエースと差があることが多く、このタイミングで逆転を狙いたいところだったが…

今回は違った、リリーフしたピッチャーも奥行きを使ったり見事なピッチング、なかなか打ち崩せない状況に焦りさえ見えました、

チャンスでピッチャーライナー、サードのダイビングキャッチ、決してきれいなファインプレーとは言えないプレーでしたが相手のペースに飲み込まれていくのがわかりました。

相手チームもヒットが出てもこちらの上手い牽制にリードも小さく、送りバントも難しい状況徹底した守備陣、ほぼ互角な状況

そんなとき、

相手チームの選手達が

「ワンチャンあるんじゃね!?」

と思ったように感じました。

最終回も2本のヒットとフォアボールで満塁、1本出れば逆転サヨナラの場面をつくるも、ファーストゴロ、それも打球は早く野手の前でバウンドの変わる難しい頃だった、

しかし無情にもファーストのグラブにボールが収まりベースを踏んでゲームセット、準決勝敗退となりました。

今回の敗戦を私なりの考えを述べるなら以下の点が挙げられます。

1,競った試合の経験不足
シーズン始まってからコールドゲームや得点差のついた試合の経験が少なく選手たちの本来の力が発揮できなかった。

2,実力を過信した心の隙
選手も保護者もどこか今日も余裕で勝てるといった過信があった様に思う。
それに対してチャレンジャーとして向かってくる相手の気力が今のチームの上をいっていたように感じた。

おそらく10回試合をしたら8回は勝てる相手だったと思う。

トーナメントの怖さを知った試合でした。

3,試合前の過ごし方
トレーナーとしてはこれが一番大きかったと思う。

午前中の試合にコールドゲームで大勝し、昼は前の試合を観戦しながらも各自リラックスモード、

そこまでは良いのですが…

自分たちの試合が近づいているのにふざけたり、後輩をいじったり、

前の試合のチームがどちらが勝ち上がってきたら怖いとか、目の前の試合は勝ち前提で次の決勝戦の話をしていた選手が多かった様に思います。

前の試合がタイブレークだった事もあり試合時間が長引き試合グランド整備後すぐに始まりました。

実力は申し分無いレベルなのは間違いありません。

しかし、気持ちの入りきっていない状態では思うような能力が出し切れない事があるということ、

試合に対しての気持ちの持って行き方がとても大事だと改めて思いました。

昨年末からチームを移籍して親子共々勉強中ですが毎回先輩達のレベルの高い試合に

「スゴい」

の一言です。

全国大会へ向けて1つの大会は終わってしまいましたが、もう一つの全国大会はの切符をつかんでほしいと思います。

息子よ、先輩のプレーを目に焼き付けて来年は彼らの様に活躍してくれ!

その涙を忘るな!!

強豪チームでの長男の挑戦は続く・・・