メニエール病の鍼灸治療の症例
30年前にメニエール病と診断され、現在も病院に通院中、60代男性の症例をご紹介させていただきます。
メニエール病でお悩みの方はマッチ鍼灸整骨院に一度ご相談ください。
来院の動機
30年ほど前にメニエール病と診断さてた事をきっかっけに現在まで薬の内服、点滴などによる治療を受けて来た。
右耳からカーステレオの様な耳鳴りが常にあり、不定期に難聴が起きていた。
ここ最近薬の効きが悪くなったせいか難聴になる頻度が多くなってきたことにより、このままでは完全に耳が聞こえなくなってしまうと不安になり来院されました。
耳がむくんで難聴に!?
蝸牛の中のリンパ液は常に耳が聴こえやすい一定の量をキープしながら入口から出口までスムーズに流れています。
メニエール病とはなんらかの原因によりは耳の中にある蝸牛(上の図参照)という部分に入っているリンパの流れが悪くなったことで耳の中(内耳)が浮腫んでしまった状態と言われています。
音が聞こえる時、蝸牛の中に程よく満たされているリンパを鼓膜を通じて振動させ、内耳神経に信号が伝わり音を感じます。
その部分にリンパが満杯に入ってしまったら振動する事ができない為、耳鳴りや難聴になります。
又、蝸牛の中には耳石というバランス感知装置があり、そこが必要以上のリンパの増加により上手く機能しなくなってしまう為、めまいや吐き気を起こしてしまうのです。
そして、耳のむくみ状態が長期間続く事によって蝸牛の音の振動が弱まり耳の聞こえが悪くなってしまうのです。
ではそれはなぜなるのか?
◎ メニエール病の原因
✔ 睡眠不足
✔ 過度な疲労
✔ 気圧変化の多い環境
✔ 几帳面な正確な方
などが挙げられます。
この60代の男性も2年前に退職して医療施設の警備の仕事をされてる為、夜勤での勤務もあり生活が不規則になった事による睡眠不足、慣れない夜間勤務、などにより持病のメニエール病が悪化したと推測できます。
治療法
✔ 病院での治療法
- 利尿剤
- めまい止め
- 向精神薬
- ステロイド
などの薬を処方される様ですが、
✔ マッチ鍼灸治療院での治療法
- 鍼や手技で首の緊張を取り除きリンパの流れの改善
- 全身の緊張状態を緩和
する事メニエール病で起こる症状を緩和していきます。
特にこのあたりに着目してみていきます。
※首はとてもデリケートな部分ですので強く圧迫すると症状が強くなる事がありますのでご注意ください
当院での施術症例
実際にメニエール病と診断された患者さんが当院の施術で症状が軽減しました一例を紹介致します。
60代の男性、30年前耳鼻科でメニエール病と診断され投薬にて治療をしていました。
いつか治るだろうと症状が出ては病院に行き薬を飲むも治れば行かなくなるの繰り返して積極的な治療は行っていませんでした。
そうしているうちに右の耳がほとんど聞こえなくなり耳鳴りも酷くなってきてしまいました。
当院の来院のきっかけとなったのは
「病院で処方された薬が効かなくなったから」
でした。
30年間対症療法をしてきた耳の状態なのでまずは
「薬が効く状態まで回復する事を目標にしましょう」と施術を開始しました。
初回の施術では朝起きた時の耳の感じが良かったが次の日には戻ってしまう
2回目の施術はあまり変わらない感じがする、
でも、最近メニエール病の症状が辛く散歩に行けていなかったが少し外を歩いける様になった。
体調がよくなっている事は感じていただけました。
3回目の施術で左耳の耳鳴り、難聴はあるものの右耳の症状がかなり緩和されました。
5回目にはいつもは左耳が聴こえない為、左側から声をかけられても気づかず、隣にいても気配でビックリする事が多かったが少し聞こえる様になった事でビックリする事が少なくなった。
30年にわたり患ってききたメニエール病ですが、鍼と整体で耳の聞こえが回復し、薬が効く状態まで回復する事ができました。
今後も耳鼻科の専門医にフォローしていただきながら的確なアプローチをしていきます。
メニエール病の事ならマッチ鍼灸整骨院