「眼精疲労により目の奥がズーンと痛い」
「首の付け根が張ってまわらない、上を向けない」
「夕方になると頭痛がひどくなる」
こうした症状で円山大通エリアを中心にマッチ鍼灸整骨院に来院される方とても増えています。
特に、長時間スマホやPCを使う30〜50代の女性は、眼精疲労・首こり・慢性頭痛を同時に抱えていることが多いのですが、
「病院を受診しても異常は見つからず困っている」
と問診時に訴えます。
その症状の原因何は、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)という首の深層筋の緊張によるものであることが考えられます。
後頭下筋群は頭と首をつなぐ重要な筋肉で、不良姿勢やストレスによって硬くなりやすい部位のため、
この筋肉がこり固まってしまうと後頭部の神経を圧迫してしまい、
- 目の奥の鋭い痛み
- 首の付け根の重だるさ
- 緊張型頭痛・偏頭痛
- 後頭神経痛によるしびれ
- スマホ首(ストレートネック)
といった症状が一度に現れやすくなります。
筋肉が原因なら首をマッサージすればよいと思われた方もいるかと思いますが、
後頭下筋群が皮膚の奥2〜3cmの深部 にあるため、ストレッチやマッサージでは届きにくく、
「揉んでも改善しない」
「揉んでも一時的に楽になるがすぐ戻る」
「強いマッサージは揉み返しになりやすい」
という悪循環になりがちです。
そのため近年、注目されているのは「鍼灸施術」です。
後頭下筋群への鍼治療を受けることで首・目・頭の不調が同時に改善していきます。
円山大通エリアのマッチ鍼灸整骨院では、この深層筋にピンポイントでアプローチし、
眼精疲労・慢性頭痛・スマホ首の根本改善を目指す後頭下筋群に対する鍼灸整体施術をおこなっています。
後頭下筋群への鍼灸整体が効果的な理由
札幌市中央区の円山大通エリアのマッチ鍼灸整骨院では後頭下筋群への専門鍼灸整体施術をおこなっています。
深層筋へのアプローチはマッサージでは届きませんので鍼灸はとても有効な方法です。
後頭下筋群は皮膚表面から 2〜3cmの深部にあり細い鍼でピンポイントに深層に届かす鍼灸施術で
直接的に筋緊張を緩めることができるのです。
鍼灸施術の効果(マッチ鍼灸整骨院で多い改善例)
- 首・肩こりの深部改善
硬くなった深層筋が緩み、首の軽さが戻る。 - 眼精疲労の軽減
後頭下筋群と眼球の動きは連動しているため、目の奥の重だるさが改善。 - 頭痛・後頭神経痛の緩和
圧迫されていた神経の負担が減り、頭痛が起こりにくくなる。 - 自律神経を整え、全身がリラックス
後頭下筋群は脳硬膜とつながっており、鍼刺激により全身の緊張がゆるむ。 - スマホ首(ストレートネック)のケア
うつむき姿勢で固まった深層筋が緩み、姿勢改善にも効果。
後頭下筋群ってどこにある?
これで首と目、頭痛が同時に起こる原因となる筋肉は分かったと思いますが、
後頭下筋群と言われもどこにあるのか分からないといった方に簡単に説明していきます。
首の深層にあり、目の疲れと密接に関係する筋肉です。
【後頭下筋群は】
- 大後頭直筋
- 小後頭直筋
- 上頭斜筋
- 下頭斜筋
これら4つの筋肉で構成され、頭を支える最も深い位置にあります。
後頭下筋群が硬くなると起こる症状
✔ 目の奥の痛み
✔ 首・肩こり
✔ 偏頭痛・緊張型頭痛
✔ 後頭部のしびれ
✔ スマホ首(ストレートネック)
特に 「目の奥の痛み」 は、目薬や頭痛薬では改善しないのが特徴です。
なぜなら、原因が「目ではなく首の深層筋」にあるためです。
なぜ後頭下筋群は固くなるのか?
何故近年後頭下筋が原因の症状が増えているかというと、急スマホ首・PC姿勢が最大の原因です。
後頭下筋群は頭の重さを支えながら、視線の微調整を行う繊細な筋肉群です。
スマホやパソコンの使用時間が増えた現代では、この弱い筋肉を過剰に使う状況も増えてしまい後頭下筋群に負担がかかってしまうのです。
特に札幌市中央区には病院やデスクワークの多い職種が集中しており、西18丁目駅・円山大通エリアから来院される患者さまの多くが同じ症状を抱えています。
うつむき姿勢(屈曲型)で起こる負担

スマホを見るとき、多くの方は無意識に首を15〜30度程度前に倒した姿勢になります。
この姿勢が続くと…
- 頭の重さ(約5kg)が“倍以上の負荷”として首にかかる
- 頭を支えるために後頭下筋群がずっと緊張し続ける
- 血流が悪くなり、筋肉の中に老廃物がたまりやすくなる
その結果、後頭下筋群が 硬く・短く・動きが悪い状態になり、
首の付け根のこりや、目の奥の締め付け感を引き起こします。
屈曲姿勢が起こりやすいシチュエーション
- 通勤中にスマホを見る
- SNSやスマホゲームに集中
- 料理中にレシピをスマホで確認
- 子どもの写真・動画を長時間視聴
どれも日常でよくある行動ですが、後頭下筋群にとっては強いストレスとなります。
のけぞり姿勢(伸展型)の負担も見逃せない

実は、首を後ろに反らせる姿勢も後頭下筋群に負担を与えます。
- 伸展姿勢の特徴
- 顎を上げる
- 目だけで上を見る
- 頭を後ろに倒したまま画面を見る
この姿勢が続くと、後頭下筋群が“さらに縮んだまま”固まり、
神経の通り道が狭くなることで 後頭神経痛 を起こすケースが多くあります。
伸展姿勢が多い場面
- PC画面を覗き込んで前のめりになる
- ソファーで上を向いてスマホや動画を見る
- 車運転中に前方を見上げる癖がある
屈曲タイプと同様、後頭下筋群が疲れやすい姿勢です。
姿勢が悪いとなぜ痛みが出るのか?
ここまで読んでくださった方は後頭下筋群に負担がかかる姿勢について理解されたとおもいますが、姿勢を変えればすぐに良くなるのか?
というとそうではありません。首の痛みや眼精疲労、頭痛がおきている状態は症状がかなり進行していることが多いのが現状としてあります。
ではなぜ症状が発生するのかについて説明します。
① 後頭下筋群の微細な緊張が限界に達する
この筋肉は小さく、姿勢維持のために働く持久型の筋肉です。
筋力は弱く、持久力もありません。
その為、長時間の悪姿勢により、常に微妙な筋収縮を強いられると、
筋肉内にトリガーポイントが発生します。
② 神経が圧迫され、痛みが広がる
後頭下筋群の間には、
- 大後頭神経
- 小後頭神経
が走行しています。
筋肉が固くなると神経や血管に圧迫がされることで
その神経の走行する部分に強い痛みを訴えます。
- 目の奥の鋭い痛み
- こめかみのズキズキ
- 首の付け根のしびれ
- 後頭部の重だるさ
といった症状に広がります。
③ 大脳硬膜と連動、頭痛や自律神経の乱れにも影響
後頭下筋群は脳硬膜(頭の中の膜)とつながっており、
緊張すると「脳の血流」や「自律神経の働き」にまで影響が及びます。
そのため、
- 緊張型頭痛
- 偏頭痛
- めまい
- 集中力低下
が起こりやすくなります。
後頭下筋群は現代生活で最も疲れやすい筋肉
円山大通エリアのマッチ鍼灸整骨院でも首こり・眼精疲労・頭痛の多くは、
目ではなく首の奥にある後頭下筋群の問題が原因の方が増えています。
スマホやPCは避けられない現代だからこそ、後頭窩筋群へのケアはとても重要です。
後頭窩筋群の症状を放置すると悪化します
首の付け根が痛く、首、後頭部の痛み・眼精疲労・頭痛を感じている方は我慢せずに早めのケアをしてください。
後頭下筋群が固くなると、目・首・頭の不調が連鎖的に悪化していきます。
目薬や頭痛薬で一時的にごまかせるかもしてませんがそれはその場しのぎです。
原因となる深層筋である「後頭下筋群の緊張」を取らない限り症状は繰り返します。
札幌市中央区・円山大通エリアのマッチ鍼灸整骨院では後頭下筋群の専門鍼灸整体施術を行っています
マッチ鍼灸整骨院では
✔ 後頭下筋群への鍼灸施術
✔ 姿勢改善を目的とした整体
✔ 生活動作の改善・トレーニング
を組み合わせ、
症状を取り除くだけでなくその先の再発しない体づくりまでサポートします。
「目の奥が痛い」「首の付け根が重い」「頭痛が続く」
という方は、早めにご相談ください。
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