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肩こりが起こる理由を鍼灸整体院の院長が深堀してみた。

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肩こりの原因は、長時間の同じ姿勢や運動不足、筋疲労にストレスなど、様々な原因がありますが、1つの軽い原因では肩こりはさほど強くなることはありません。

しかし、その原因の1つが肩こりに強く影響していたり複数の原因が関係していると肩こりは時間をかけて酷くなっていきます。
分かっているけど変えられない生活習慣を少し変えることで今お悩みの肩こりは解消されていきますよ!
肩こり専門施術の記事で述べた「肩こりが起こる理由」について深堀していきます。

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肩こりが発生する4つの理由を深堀

1. 同じ姿勢で起こる肩こり

肩こりが生じる原因は様々な要因が絡み合っています。
その中でも原因の多くは、長時間同じ姿勢を維持することです。
姿勢を維持するのは筋力トレーニングのような関節の曲げ伸ばし運動はありませんが、姿勢を維持するために特定の筋肉が同じテンションで長時間使われます。
その為、筋肉に負荷がかかり筋緊張が生じやすくなります。
例えば、デスクワークやパソコン作業、または長時間の車の運転など、同じ姿勢を保つ作業は、特に首や肩周辺の筋肉に緊張をもたらしやすい傾向があります。

肩こりが発生するメカニズムは複雑で、同じ姿勢を保つことは特定の筋肉が持続的に使われる為、特定の筋肉固くなってきます。筋肉が固くなることで肩首をはじめとした周辺の筋肉に血液や酸素の供給は流れが妨げられることで徐々に肩こりは酷くなっていきます。

デスクワークでやりがちな姿勢

デスクワークが原因の肩こりだと思う方はイメージしてください。
長時間にわたってデスクに向かっていると、首や肩の筋肉は同じ位置で静止していませんか?

その状態を実際に行っている方は、肩周辺筋肉の血行が悪化し、酸素や栄養素の供給が減少状態になっています。このような状況が続くと、筋肉が益々硬くなり、強い痛みやシビレを引き起す可能性があります。

さらに、長時間同じ姿勢を維持することは、骨格の歪みや姿勢にも影響します。例えば、前かがみの姿勢を続けることは背中や首に負担がかかり、その結果、身体の胸側と背中側の筋肉のバランスが崩れることにより肩こりの発生リスクが高まります。

長時間同じ姿勢を保つことは、肩こりを発生させる原因の一つであり、特に現代社会において、デスクワークやパソコン作業など、長時間同じ姿勢で作業をする仕事が増えていることによりその影響が顕著になっています。

忙しい毎日を過ごされているとおもいますが定期的なストレッチや運動、鍼灸や整体による姿勢の調整など、予防策を積極的に取り入れることが肩こりの軽減に効果的です。

2.運動不足による肩こり

肩こりの発生原因の一つに運動不足が挙げられます。運動不足によって、肩や首の周囲の筋肉が弱くなることで筋肉が疲れやすくなり筋緊張をおこします。緊張が血流の低下をもたらし、結果的に肩こりを引き起こす可能性があります。

首や肩の筋肉は日々の生活や運動時の姿勢を支える為に常に使われています。しかし、運動不足によってこれらの筋肉が弱くなると、首を支える機能が低下し、正しい姿勢を維持することが難しくなります。特に、猫背や巻き肩のような姿勢の歪みが生じると、肩より首が前に出た状態になることで首や背中に筋肉への負担大きくなり、筋肉の緊張が増加します。

運動不足は筋肉の柔軟性を低下させ、筋肉が硬くなりやすくなります。この筋肉の固さは血流の妨げとなり、酸素や栄養素の供給が減少します。結果として、筋肉の疲労や痛みが増加し、肩こりが起こります。

運動不足によって引き起こされる肩こりは、単純な運動不足だけでなく、休日に家でゴロゴロしたり、寝てばかりいるなどの活動量の不足も関連しています。定期的な運動やストレッチを取り入れることは、肩こりを予防する上で重要な要素となります。特に、肩や首の筋肉をストレッチすることや肩甲骨周辺の筋肉をトレーニングすることが肩こりの軽減に効果的です。

3.疲労による肩こり

疲労による肩こりは、長時間の労働や重い物の持ち運びなどでおこります。
筋肉に疲労物質が溜まる事で筋緊張を起こし、疲れた筋肉は回復能力が低下し血流が滞りやすくなります。その結果、筋肉への酸素や栄養素が供給も低下し肩こりが発生します。

肩こりが疲労によって引き起こされる原因には、いくつかの要素が関与しています。

肉体的な作業は特定の筋肉が過度に使用されることが多く、筋肉の疲労が発生し固くなります。

長時間の立ち仕事や、積荷作業などの身体に負荷がかかる作業は、肩や首の筋肉に大きな負担を与えます。
また、重い物の持ち運びなどで筋肉に急激な負荷がかかることで肩こりの原因となりますが、この場合肩の腱板損傷や五十肩が発生するリスクがあるので注意が必要です。

正しい姿勢を保持するために必要な筋肉を強化して強くすることが予防法になるのですが、筋力が弱く、姿勢を保持する筋力が弱い場合は肩こり以外にも肩の障害を起こすリスクが高くなります。

長時間の労働や作業によって生じる筋疲労は、全身の筋肉を緊張させ肩こりを発生させます。
筋疲労が蓄積すると、筋肉の血流が低下し、酸素や栄養素の供給が不足するため、肩こりが発生しやすくなります。
筋疲労による肩こりを軽減させるには十分な休息により回復を促す行動が大切です。

定期的な休憩やストレッチ、適切な睡眠を取ることで、筋肉の疲労を軽減し、血流を改善することができます。また、労働時間や作業の効率化などを行いは適切な姿勢を保持した状態でも仕事ができる環境つくりも必要です。最適な仕事の分担により負荷を分散することで肩こりの発生リスクを減らすことができます。

4.ストレスが原因の肩こり

SNSや情報過多の現代社会において多くの人々がストレスを抱えています。
しかし過度なストレスの影響により体調不良を訴える方は増えています。

ストレスが原因と自覚している方は少ないのですが、ストレスと肩こりは密接に関係しています。過度なストレスは心身の状態に影響を与え、自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を引き起こす原因となります。

ストレスを感じるのは生きていくうえで必要な事なのです。交感神経と副交感神経のバランスによって維持されています。しかし、ストレスが継続すると、交感神経が高まり、身体全体が緊張状態になります。
すると、血管が収縮し、筋肉の血流が制限されます。この結果、筋肉に酸素や栄養素が十分に運ばれなくなり緊張や痛みが生じます。

さらに、ストレスがメンタル面に影響することで姿勢や動作に影響を与えることがあります。

ストレスが増大し不安や体調不良の方が胸を張って歩く姿は想像できません。多くの人々が肩をすくませたり、猫背姿勢にする傾向があります。このような不良姿勢が続くと肩や背中の筋肉に負荷をかけ、肩こりや背中の痛みを引き起こす原因となります。

ストレスによる肩こりの対処法としては、まずストレスの原因を特定し、その対策を講じることが重要です。
辛い時は誰かに相談することも大切な治療法です。

鍼灸や整体での全身施術で体を整える事は重要なストレス対策です。

その他、ヨガやマインドフルネス、ピラティスなどによる軽い運動や呼吸法はストレスを軽減し、自律神経のバランスを整えることができます。また、ストレッチ、やセルフマッサージなども効果的な方法です。

これらの方法を組み合わせることで、ストレスによる肩こりを軽減し、心身の健康を維持することができます。
総括すると、ストレスは肩こりの主要な原因の一つであり、自律神経のバランスの乱れや筋肉の緊張を引き起こします。

ストレス管理やリラクゼーション法を積極的に取り入れることで、肩こりの予防や軽減が可能です。身体と心の健康を維持するために、ストレスに対する適切な対処が重要です。