お願い!お風呂やカイロで腰を温めないで!!
当院にいらっしゃる方は間違った初期の対処法により症状を悪化されている方が非常に多い感じがしています。
正しい対処法と段階的な施術とケアで回復を早めていきましょう!!
ぎっくり腰、グキッと痛くなってすぐ動けなくなる、または半日かけてジワジワ痛くなるパターンと大きく分けて2種類あるように感じる、後者の場合たいていお風呂に入って温めると・・・次の日動けなくなる、頼むからお風呂に入らないで!だって腰の捻挫か肉離れなんだから!https://t.co/LLeuotthlX
— カラダを整え不調を断つ!@マッチ鍼灸整骨院 (@karada_match) February 13, 2020
急性期の対処法
ぎっくり腰を起こしてしまったら
- 安静
- アイシング
- 入浴は避ける
- コルセットの着用
少し動ける状態又は歩ける様でしたら早期に施術を受ける事で回復は早くなります。
なぜなら
フィンランド労働衛生研究所が行った研究で、ぎっくり腰になった人に「ベッドの上で安静」に支持した場合と「できるだけ通常の生活をするように」と指示した場合を比べると、ずっと安静にしている場合の方が仕事復帰までに期間が倍近くかかると言われています。
それは何故か?
私達の筋肉は重力によって維持されています。
その為、痛みを完全に取れるまで休んでしまうと痛みを保護している腰回筋肉が低下してしまい動き出した際にまた痛みに襲われる事になるのです。
又、痛み物質は血中に存在する為動かさずにいると排出能力が悪くなり組織が回復しても痛みの感覚が残る事にも繋がります。
施術をしていると激しい痛みから解放されると施術を中止してしまう方もいらっしゃいます。お仕事が忙しいのもわかりますが、そのような方は
ぎっくり腰→安静→筋力低下→ぎっくり腰再発
とぎっくり腰を繰り返す事になります。
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痛みの度合いに応じた対処法!
とはいっても海外では「魔女の一撃」とも言われる程の腰痛
体の中心であり要となる腰に何らかのトラブルがあると支えを失った建物に重力が加わる為原因部分へのストレスが強くなる為激しい痛みとなるのです。
しかし原因を探るよりあなたがこの先どう対処していくかが仕事復帰、症状回復への近道になります。
発症直後
患部が損傷して炎症を起こしている可能性が高いためお風呂やカイロなどで温める事はしてはいけません。
休む事ができるなら1日は安静にして少し動ける様であれば早期に炎症を緩和させる為に施術を受けましょう。コルセットを痛みの出ない範囲で締めると軽減する事もあります。
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炎症回復期
患部の炎症が収まってきますので損傷による痛みのみになる為痛みは直後よりかなり和らいできます。
腰を曲げたり壁に手をついたりしながらもなんとか移動できる様になってきたら少しづつ痛みの出ない範囲で動かしてみて下さい。
※やりすぎると痛みが強くなるので注意
組織回復期組織の損傷も和らぎ痛みも和らいできます。
しかし腰を曲げて歩いていたり痛みをかばって背中や肩に力が入っていた事で全身のバランスが崩れてしまっています。
全身の筋バランスを取り除く事が大切です。
再発予防期
痛みはほぼ無くなるのですが関節の可動域、筋力の低下がみられる事も多くそれらを解決していきます。
変なクセがついたままだと来年また同じ目に合いますので、その様にならない為にもしっかりとした方法でぎっくり腰対策していきましょう!
では発生直後は腰全体が痛くどこが痛いかわからないぎっくり腰、その原因はどこなのかみて行きましょう。
ぎっくり腰の起こりやすい部分
写真
ぎっくり腰を起こしやすい動作と対策
重たい荷物を両手で持ち上げる
両足をそろえて顔の洗顔
腰痛持ちの方のくしゃみや咳
猫背姿勢での体を捻る動作
長時間の風呂掃除や草むしり
魔女の一撃(ぎっくり腰)を受ける5つの理由
慢性的な腰痛持ち
睡眠不足
運動不足で体が硬い
お腹が冷えている
会食が多く胃腸が疲れている
痛みが回復してきたら生活習慣を見直してみる事も重要です。
ぎっくり腰の再発予防の
トレーニング&セルフケア
炎症期でお話したように痛みで腰を動かせない間にあなたの腰周囲の筋力が低下しています。痛みをかばう事で腰以外の部分に痛みが出ていることもあるでしょう。
なので筋力の回復をして自分自身の天然コルセットを造る必要があります。
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腰痛でコルセットに頼り続けた20年
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ボールつぶし
まとめ
ぎっくり腰での経済損失はかなり大きいと言われています。急になったと思われますが、がほとんどが慢性腰痛が原因です。
忙しい毎日を過ごしているあなたの体に「ぎっくり腰」というブレーキをかけるのだと思います。
施術から再発予防までしっかりおこない「ぎっくり腰」にならない体をつくっていきましょう。