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自律神経失調症と眼精疲労を鍼灸・整体で同時に解決

自律神経失調症と眼精疲労鍼整体

眼精疲労が自律神経に影響!?

マッチ鍼灸整骨院では眼精疲労により自律神経症状を合併している状態を眼精疲労症候群と呼んでいます。

目から入る光や情報は眼神経でキャッチして直接脳へ伝わります。

瞬時に見た情報を脳へ瞬時に伝えられる反面、取り込む光の量や情報の量や質による刺激量が強すぎると目を動かす筋肉や周辺組織が疲労状態になりなります。

目の筋肉や周辺組織の多くは自律神経によって機能しいるため、長時間強い光の刺激交感神経により脳を興奮状態にし、目の血流を低下させ活性酸素の蓄積と酸素欠乏を起こしその結果目に痛みを起こします。

痛みが強くなるとそれがストレスとなり体の血管も収縮し血流が悪くなります。

目がしょぼしょぼしたり、かすんだりして画像や文字が見えにくくなり気づけば姿勢も悪くなり、肩コリや頭痛も発症、

仕事が忙しく睡眠不足、好きな趣味もできず、食事も不規則、

目も体も疲労困憊の状態、その状態が続けばある人は体に異常を及ぼす事で強制的に体も目も休ませようとします。

それが自律神経障害であり眼精疲労症候群と呼んでいる理由です。

そのような状態になってしまうと筋肉に異常をきたした眼精疲労より治療が長期化してしまいます。

では眼精疲労症候群における自律神経障害にはどのようなのがあるのでしょうか?

自律神経失調症の症状

眼精疲労症候群による自律神経失調症を合併すると目の症状以外に次のような症状が現れます。

・集中力・記憶力の低下
・慢性的な疲労感
・肩こり
・腰痛
・頭痛
・耳鳴り
・動悸
・不安・イライラ
・便秘・下痢
・睡眠障害
・生理不順
・摂食障害
・めまい
・ふらつき

など体に様々な症状をきたします。

ではなぜ強い眼精疲労から自律神経症状が起きてしまうのか?

自律神経が乱れる原因

睡眠不足や目を酷使してお仕事をされている方が次のような条件が重なることで自律神経症状までに発展してしまうことがあります。

1.肉体的、精神的ストレス

  • 期日までに終わらせなければいけない緊張感
  • 期日までの売上のノルマ
  • 企画を成功しなくてはいけないプレッシャー

2.生活習慣の乱れ

  • 朝食を食べる暇がない
  • お酒を飲んですぐ寝る
  • 就寝、起床時間が不規則
  • 運動習慣がない
  • お風呂はシャワーばかり

3.ホルモンバランスの影響

女性ホルモンは生理、出産、更年期などで乱れやすく体調の変化が大きくストレスをうけやすいといわれています。

目の機能における自律神経の関係

これまでは全身的な自律神経症状についてお伝えしてきましたが、光を取り込み物を観る唯一の器官の働きは自律神経によるものも多くあります。

その機能について説明していきます、

1.涙と自律神経の関係

副交感神経
血管が広がるため、涙腺が緩み涙が出やすくなる

交感神経
血管が収縮して涙腺が閉じるため涙が出にくくなる

リラックスしているときや鍼灸や整体で体を調整したり、運動をして精神的に安定状態にあるときは目に適度な潤いを与える事ができています。

体が緊張状態だったり疲れ目や眼精疲労により目や体に痛みがあると交感神経が優位になります。

すると血管が収縮し涙腺からの涙の出が悪くなり寝ている間も目が十分な潤いを保つ事ができずに眼精疲労やドライアイの原因となります。

最近では涙活と言われるように感動する映画をみたりして涙を流す事で交感神経の緊張を沈めリラックス状態にするということで精神的安定によいとよいとされています。

2.瞼(まぶた)と自律神経の関係

副交感神経
瞼を開けていられない

交感神経
瞼を開く

瞼は自律神経ってホント?と思った方もいませんか?

なぜなら瞼は自分で動かせるからです。
瞼を動かしているのは基本的には運動神経支配の上眼瞼挙筋です。

しかし、その筋肉の奥にはミューラー筋がありこの筋肉が交感神経の作用によって瞼の開きを調整しているのです。

リラックスしたときに自然と瞼を閉じるのはミューラー筋の筋緊張の低下によるものです。

夜に眠たい中での作業はミューラー筋は機能していないのに上眼瞼挙筋の収縮で無理に目を開けていることになります。
そのようなの状態が続くと上眼瞼挙筋の運動が瞼板に伝わらずミューラー筋の機能不全により

腱膜性眼瞼下垂症を発症する場合があるので注意です。

3.眼圧と自律神経の関係

副交感神経
眼圧の低下
交感神経
眼圧の上昇

眼圧上昇の疾患に緑内障があります。ストレスや栄養不足が長期間続いた事で発症する場合があります。

眼圧を上げないためにもストレスは貯めないようにしていきましょう。

4.目の筋肉が原因の肩こり・頭痛

先程述べたミューラー筋の機能低下により肩こりや頭痛を起こすことが言われています。

ミューラー筋に力が入らないと前頭筋や肩周辺筋肉にも力が入り目の器官が原因では肩こりや頭痛を起こす事があります。

マッチ式目の専門治療ができる事

  1. 眼精疲労の解消
  2. トリガーポイントの改善
  3. 自律神経の調整
  4. 姿勢の調整
  5. セルフケア指導

眼精疲労症候群の原因は目だけではなく、

  • ストレスや不安
  • 姿勢
  • トリガーポイント関連痛
  • 自律神経的

によって現れる事も多いです。
どれか1つが原因の目の痛みであれば眼精疲労として対処しやすい症状です。

しかし、上記の原因が複数、長期的に続く事で自律神経にも影響し体にも不調をきたします。

そのような状態になってしまうと治療にも時間がかかります。

そのような状態になる前にご相談ください。

目だけ、症状だけを見るのではなく原因を考えて総合的に施術をしていく事が早期回復に繋がります。

自律神経のまとめ

今回は目の機能における自律神経の関係について説明してきましたが、自律神経神経は生命や精神を維持していく為に無意識でコントロールされている必要な大切な機能です。

何気ない毎日を過ごしていれば安定している自律神経も生活習慣、家庭環境、職場でのストレス、などによってそのバランスが崩れると体に様々な異変をもたらします。

普段から心の安定が保たれている方なら多少のストレスには耐えられますが、2つ3つ、または大きなストレスが一度に加わった事で動けないくらいの体調不良に陥る事があります。

なので、ストレスがフルになる前に早めの対処を心がけましょう!