眼精疲労とは
マッチ鍼灸整骨院、院長の町村です。
この記事を読まれている方の多くは一度は眼精疲労に悩まされた事があるかと思います。
しかし、眼精疲労でも放置していたり諦めていたり、慣れてしまったり、
対処しているかたはごくわずかです。
しかし、眼精疲労は昨日、今日急になるものではありません。
医学的に眼精疲労とは目を休めても目の症状が取れず、目以外の肩首や背中にコリや張りがあったり、吐き気やめまいなどが起こる状態と定義ずけがされています。
つまり、目だけの問題で少し休むと症状が回復する眼精疲労は正式には眼疲労(疲れ目)と定義されています。
つまり、眼精疲労の多くは眼疲労(疲れ目)が酷くなったものなのです。
しかし、眼精疲労をおこす原因は大きくわけて2パターンあります。
- 首肩頭や背中にコリや張りがあり、トリガーポイントの発生に加え目を酷使した事が原因で目の周辺筋肉が疲労した場合
- 目を酷使して長時間作業した結果、不良姿勢が続き肩首頭に背中が張った事が原因の場合
目が先か?姿勢が先か?どちらが先かは特定できない事もありますが、いずれにしても医学的な定義から考えると眼精疲労は目だけではなく肩首頭や背中などのコリや張りも解決しないことには解消することは難しいと考えています。
眼科を受診しても治らないと言ってる方
当院に起こしになる患者さんの中には長年眼精疲労に悩まされて来院される方や
急に目が痛くなって来院さる方もいらっしゃいます。
眼科を受診して、目薬と痛み止めをもらったのだけどあまり効果がなかった。
と問診時に訴える方がいらっしゃいます。
考えてみてください。
眼精疲労の医学的定義はどのようなものだったでしょうか?
「目を休めても症状が回復せず目以外の部位にコリや張りがある状態」
- はじめは目薬で回復していた症状も次第に効かなくなってしまった眼精疲労
- はじめから目薬が効かなかった眼精疲労
様々な眼精疲労があると思います。
ではなぜ目薬や痛み止めが効かないのでしょうか?
それは、あなたの体が目薬や痛み止めが効かないくらい悪くなっているからです。
薬というのは治すものではなく症状を抑える手段です。
薬を飲んで症状が治まったからといって治ったわけではありません。
眼精疲労を感じなくなった
というだけです。
つまり、症状が抑えられているときに何をするかが大切なのです。
薬で眼精疲労を感じなくなったから今のうちにスマホで調べ物や溜まっていた仕事を片付けたり
その様な生活をづづけていたら眼精疲労は治りません。
頭の中は仕事や作業をしたい気持ちなのはわかります。
しかし、それではまた眼精疲労に逆戻りです。
なぜなら原因が解決していないからです。
薬で目の痛みを抑えながら仕事をしなければならない時もあると思いますが、
それが長期的に続けば自律神経の障害まで起こしかねません
【眼精疲労と自律神経障害】
薬が効いている間にすべきこと
- 目の筋肉を温めて血行を良くしたり
- セルフマッサージで緩めたりほぐしたり
- 肩や首をセルフケアしてみたり
- 鍼灸や整体で体を整えてリセットしてみたり
あなたの眼精疲労を根本的に解決するのは薬ではありません。
体を整えて眼精疲労を起こしている原因を取り除き、生活習慣を見直す事です。
それが自然治癒力を高め、眼精疲労を根本解決する近道です。
薬はそのサポート役だということ、むしろ効かなかった目薬や痛み止めが効くようになった時はあなたの眼精疲労の症状が軽くなったといってもよいかもりれません。
我々も医師から出された薬について理解し使用することが大切です!
※鍼灸など他のセラピストの先生の中には薬を飲むな!と説教じみた事を言う先生もいらっしゃるようですが、私自身は薬反対派ではありません。
※必要に応じて薬は必要な場合はありますが、薬は症状を抑える方法といった理解をもって内服していただけたらとおもいます。