眼精疲労鍼で運転機能向上
眼精疲労により車の運転中頭がボーっとしたり、眠気に襲われたり、車線変更時に後方からきている車に気がつかなかったりしたことありませんか。
最近高齢者の交通事故がニュースで取り上げられていますが現役世代のみなさんも例外ではありません。
高齢者の交通事故の原因は
- 認知能力の低下
- 判断能力の低下
- 運動機能の低下
- 視力の低下
などがあげられます。
この機能低下は年齢的な機能低下ですが、
現役世代でも同じように運転能力を低下させる事があります。
それは、
眼精疲労による脳疲労です。
水泳に例えると
体が正常な時はゴールに向かってキレイなフォームでムダな力を入れず泳げているため疲労は少なく長い距離を短時間で進む事ができます
脳の疲労や認知能力が低下している場合はフォームはバラバラでムダな力が入った状態なのでとっさの方向転換もできず力いっぱい泳いでいるつもりだが自分が思っているより進んでいなかったりします。
それにストレスを感じて泳ぐのをやめてしまう人もいるかもしれません。
目から入る情報は皆さん一緒ですが、脳という見えないプールのなかで何が起きているかは人それぞれです。
力を抜き省エネで長く泳ぎ続けられる環境を自分でつくる必要があるのです。
つまり眼精疲労の慢性化は
高齢者の運転能力同様に
- 認知能力の低下
- 判断能力の低下
- 運動機能の低下
- 視力の低下
を招く原因になるのです。
あなたの脳に異常がなければ多くは下記の項目が原因です。
運転機能の低下を招く原因
- 長時間のPC作業
- 長時間の運転
- 睡眠不足
- 運動不足
- 栄養素不足
- ストレス
などがあげられます。
ドライバーが抱える眼精疲労問題
ではドライバーのみなさんはどれくらいの人が眼精疲労に悩まされているのでしょうか?
長時間の運転時68%の人が眼精疲労に悩まされているようです。
2位腰:51.3%
3位肩:44.0%
しかし実際に目のケアをしているドライバーは37%で約半数は特に何もしていないのが現状のようです。
運転時の目のケアについても目薬が85.4%、
目を休めたりつぶったり:58.3%
目を動かしたり、目の周りをマッサージしたり:39.6%
アンケートは複数回答可:参天ホームページより一部抜粋
眼精疲労や脳疲労が起こるとスピードを出しすぎてしまったり、居眠りをしてしまったりすることがある可能性があることはイメージできると思いますが、
正常時でもこのような現象が起こる事がありますので注意が必要です。
運転時の目の錯覚
安全運転を心がけていても「目の錯覚」より判断が遅れる場合があります。その際に事故の起こるリスクは高まります。
しかし、目の錯覚が早く解消されれば事故の起こるリスクを軽減することができます。
目の錯覚を早く解消することは、眼精疲労や脳疲労を溜めない事です。
では運転時における目の錯覚をいくつか紹介していきます。
1.ホワイトホール現象、ブラックホール現象
ホワイトホール現象とはトンネルの出口で急に視界が明るくなり、前方の車や対象物が見えにくくなる現象の事をいいます。
逆にブラックホール現象とはトンネルの入口て急に視界が暗くなり前方の車や対象物が見えにくくなる現象です。
そのどちらの現象も瞳孔か関係しています。
瞳孔の開閉が光の強弱のスピードに対応できずこのような現象が起こります。
これらの原因は眼精疲労によっておこりやすくなります。
2.視覚吸引現象
視覚吸引現象とは車のウィンカーや通行人、ライトなど魅力的なものや危険なものを無意識に見つめてしまう現象です。
そして、その対象物がある方に無意識に近づこうとしてしまうの事です。
人間の習性のようですが、判断が早ければ回避するリスクは下がりますが、眼精疲労や考え事をして判断が遅れれば回避できた事故が避けられない場合があります。
また、ダッシュボードにものを置いている人も注意が必要です。
ダッシュボードにおいてある近くの物を無意識にみたことで遠くの対象物に気が付かないケースもあります。
ダッシュボードの上はきれいに片付けておきましょう!
3.溶け込み現象
溶け込み現象とは夕暮れ時や日中に照明のないトンネルに入った際に黒系や濃色系の車が周囲の暗さと同化して前方の車が見えにくくなることをいいます。
目には明順応と暗順応といってその場の明るさに目が慣れる機能があります。
この現象による事故も明るさの順応スピードが早ければ回避できるかもしれません。
上記の現象は運転中に誰しも起こり得るものですが起きたときに事故を回避できるかできないかは眼精疲労や脳疲労における判断能力で決まっているように思います。
日々お勤めご苦労さまです。
これからも健康で走り続ける為に
目も体もしっかりケアしていきましょう!
お困りのさいはマッチ鍼灸整骨院にご相談ください
ドライバーの皆さん、これからも眼精疲労対策をしながら安全運転でお願い致します!