うがいは効くの効かないの??
連日、連夜コロナウイルスの報道ばかりです。制限、自粛で肉体的にも精神的にも疲労してきますよね?
マスクや消毒関連の商品は店頭から無くなり更には高額で転売されたりするようになりました。
人の弱みに付け込んだ根拠のない商品、その知恵を新型コロナウイルスの終息に力を貸してほしいものです。
ウイルスに効く関連商品で品薄にならない「うがい薬」
どうしてでしょうか!?ウイルスに効く!!ってパッケージに書いてあるのにです??
なぜ品薄ににならないのでしょうか??
品薄のドラックストアのこの光景を見た時にマスク、消毒液、次はうがい薬??
その様に思いました。
はたまた私は
パットつけれるマスク
シュっとかけれる消毒液
楽ですよね??
それに対してうがい薬
カップに液を入れて水で薄めてガラガラペッ
またカップを洗って棚に戻す
面倒くさいですよね、便利になれた日本人だからコロナは怖いけどうがいは面倒なのかと思っていました。
疑問に思って調べてみました。
うがいのハテナ??
風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルスについてはこの様な対策があります。
- 流行前の予防接種
(新型コロナウイルスに対してはまだ発明されておりません) - マスクの着用
- 30秒以上の手洗い(ハンドソープ又は石鹸)
- 消毒(アルコール含むもの)
- うがい
- 規則正しい食事
- 睡眠
- 適度の運動
- 換気
- 湿度の調整
そう、うがいには「なにで??」という事が明確に記載されているものはほとんどありません
イソジン?
水?
お茶?
何ですればよいのでしょうか??
ホームページから消えた「うがい」
厚生労働省のホームページ上に公開している「インフルエンザQ&A」にも以前まで記載されていた「うがい」の項目は外されています。
政府の見解としては一般的なカゼの予防には効果があると言われていますが、インフルエンザの予防する効果については科学的に証明されていません」と記載しています。
結論、「うがいは効かない」となってしまうわけですが、ちょっとまってください
「なにでうがいした場合??」がウヤムヤなんです。
もう少し調べるとありました!!うがいが効果ありそうな見解
「うがいをしない群」と「水うがい群」に分けての風邪予防の効果検証
100人中の発生率は
「うがいしない群」26.4人
「水うがい群」17.0人
水うがいをすると発症が40%減少したのです。
やっと出てきましたうがいするとき何をいれるか
「何もいれない」というのが正解なのかもしれません。
さらに
うがいが風邪予防に効果があるのは、水の乱水が口やのどのウイルスを流すだけでなく喉の粘膜に生えている線毛の動きを活性化する為とも考えられます。
実は知らないうがいの手順
ブクブクしてからガラガラ2回
- 口に水を含み少し強めに「ブクブク」を口の中をすすいで吐き出します。
- 口に水を含み上を向き、15秒ほど喉の奥まで「ガラガラ」して吐きだす。
- もう一度「ガラガラ」うがいを15秒ほど行いは吐き出す。
引用はここまでなのですが私は
あと喉の奥から手前にかき出した菌やウイルスを口の外に出すためにもう一度最後に「ブクブク」をした方が良いと感じました。
イソジン入れないの??
うがいをするのに何も入れないなんてそんなバカな話があって良いのでしょうか?手指も消毒するんだから口の中も消毒すべきではないかという声も聞こえてきそうです。
私も今回の新型コロナウイルスの件で口の中も消毒しようとうがい薬2本購入しました。
しかし・・・
イソジンは風邪予防には効果なしの記事がいっぱい出ています。
更に追い打ちをかけるのは
2014年から風邪予防にイソジンは保険診療では処方できなくなったそうです。
60日間の調査によると
うがいなし→26.4%が風邪
水うがい→17.0%が風邪
イソジン→23.6%が風邪
ん!!!!?
イソジンだめじゃん!!
と思った方、
販売元の明治さんも自分の商品バンバン使用してくださいといった分けではなくこの様に説明しています。
うがい薬はいつ使う??
水でよい時
- 帰宅時、外で遊んだ時
- 掃除の後
うがい薬を使用した方が良い時
- 周囲でカゼが流行しているとき
- 乾燥して喉が渇いているとき
- 体内の免疫力が落ちているとき
- 風邪を引いた時
と記載されています。
イソジンは殺菌力が高い為、口の中の必要な菌も減少させてしまいます。それによって免疫力が下がってしまい
風邪をひきやすい状態になってしまうようです。
60日間続ければすべての口の中はほぼ無菌状態なのかもしれませんね、
これは極端な例で満員電車で帰って来た時や人込みに行った際は帰宅後でもイソジン、休みの日で外出しなかった日は水うがいと分ければよいと思います。
とは言っても口の中のガードがあまくなるリスクのあるイソジンに代わるもの
それは「緑茶です」
かぜ発生までのメカニズム
その前にかぜは何故ひくのかを知っておく必要があります。
- 手についたウイルス、空気中のウイルス
- 喉、鼻、目から侵入
- ウイルスや菌が粘膜に付着
- 粘膜についたウイルスや菌が増殖
- 炎症が起こる
- 症状の発症
これらの手順で発症します
マスクではウイルスの侵入は防げません、でもウイルスや菌が蔓延している場所に行ったらみんな病気になってしまうのか?
なりませんよね?
それはなぜか?
粘膜に付着したウイルスや菌が増殖しない状態である事が一つに挙げられると思います。
つまり
口の中が
- 乾燥していない事
- ウイルスや菌を吐き出す事
- ウイルスや菌を減らしすぎない事
それが自分を守る最後の砦なのです。
緑茶の力でコロナウイルス対策
茶カテキンの健康効果は皆さんもご存知だと思います。
国内外でも様々な研究が進んでいます。
効果については以下のような事がいわれています。
- 抗酸化作用
- 殺菌・抗ウイルス作用
- 免疫力向上作用
- 血糖・血圧の安定作用
- 内脂肪の減少
- 口臭・虫歯予防
などが言われています。
緑茶のカテキンがウイルスの表面にある突起にカテキンが付着することで喉などの粘膜細胞にウイルスが侵入する事を防ぎ
増殖を防ぐ効果があるといわれています。
茶カテキンを最大限利用するには??
熱いお湯で淹れる事、それが濃度を高めるコツです。冷めたら濃度が下がるのか?それは無いようですが体を温める事で免疫力も高まりますので温かいうちに飲んだりうがいした方が良いと思います。
高級なお茶ではないと効かないの??
と聞かれる事もあるのですが、実は下級緑茶の方がカテキンの量が多いようです。
渋み、苦みでカテキンの量が決まって来るようです。
ペットボトルのお茶でもよいの?
ペットボトルのお茶は下級の茶葉が使用されていることが多いですが保存料が入っていたり1度に大量の量を製造している為どのくらいのカテキン量なのかは不明ですが健康番組でお医者さんがデスクの横に置いているのを見るので簡易的に摂取するには良いと思います。
まとめ
うがい薬を毎日、毎回使用することは口の中の必要な菌まで殺菌してしまいウイルスや菌の侵入ルートを確保してしまう事になります。
- 普段は水又はお茶うがい
- 人混みに行ったらうがい薬又はお茶うがい
- 乾燥予防に頻繁にお茶を飲む
マスクははウイルスや菌の拡散は防げても自分への侵入防げません、大切なのは入ってしまった菌を粘膜で増殖させない事が大切だと考えています。
日々できる事を行う事で自分の身を守れると信じています。
何かの参考になれば嬉しいです。