腸腰筋トリガーポイントとは?
つらい腰の痛みや足のつけ根の違和感、その原因は「腸腰筋」のトリガーポイントかもしれません。
腸腰筋は、体の深部に位置するインナーマッスルで、主に「腹部」「太ももの付け根」「腰骨のキワ」に関連痛を引き起こすことがあります。これらの症状が慢性化すると、姿勢の崩れやぎっくり腰の引き金になるリスクが高まります。
【腸腰筋を原因の痛み主な原因】
- 「最近、姿勢が悪い気がする…」
- 「立ち上がるときに腰や股関節に違和感がある…」
- 「腰の奥が痛むのに、レントゲンでは異常なしと言われた…」
そんな方は、腸腰筋にトリガーポイント(筋肉のコリやしこり)ができている可能性があります。
実は、腸腰筋は「重力に逆らって姿勢を保つ」抗重力筋の一つで、私たちが立っている時も座っている時も、ずっと働き続けている大切な筋肉です。
【腸腰筋を酷使する主な動作】
- 階段の上り下り
- 椅子からの立ち上がり
- 仰向けから体を起こす動作
- 歩行やランニング
こうした日常動作のほとんどに関わっており、年齢や性別に関係なく多くの方が無意識に酷使状態になっている筋肉です。
腸腰筋がテレビや雑誌、SNSでも腸腰筋が注目されているのはそのためです。
腸腰筋のトレーニングやをストレッチをせずに痛みやしびれを放っておくと、腰痛だけでなく将来的な「寝たきりのリスク向上」にも関わるあるため、身体が動くうちに対処が重要です。
マッチ鍼灸整骨院では、腸腰筋の深層部までしっかりアプローチできるトリガーポイント鍼灸・整体施術を行っています。
「どこに行っても改善しなかった腰の奥の痛み」が緩和されたという声も多数いただいております。
「もしかして私も腸腰筋が原因かも…?」と感じたら、ぜひ一度、マッチ鍼灸整骨院の専門施術をお試しください。
腸腰筋トリガーポイントはなぜできるのか?
では、腸腰筋のトリガーポイントは何故発生するのでしょうか?
実は、トリガーポイントの発生原因は「使いすぎ」だけでなく「使わなさすぎ」でも起こるという厄介な特徴があります。
運動が引き起こす原因
腸腰筋のトリガーポイントは誤った運動や過度な負荷によっても発生することがあります。
特に、次のような運動は腸腰筋に過剰な負担をかけるため、注意が必要です。例えば、以下のような運動で腸腰筋に強い負荷がかかると、トリガーポイントが形成されやすくなります。
- 激しいランニングやジャンプ系の動作
- 腿上げ運動(レッグレイズなど)
- 腹筋運動(特に脚を固定してのシットアップ)
これらの動作は、腸腰筋を強く使う動きであり、フォームが乱れていたり、筋肉の柔軟性が低下していたりする場合、トリガーポイントを形成、活性化するきっかけになってしまうことがあります。
実際に、マッチ鍼灸整骨院には近年のピラティスやヨガなどのトレーニングブームにより
「軽い腰痛を感じて、腹筋が弱いと思い、自宅で腹筋トレーニングを始めたところ、翌日には腰の奥がズキズキ痛んで動けなくなった…」
というお悩みで来院される方が非常に増えています。
腸腰筋のトリガーポイントがトレーニング開始前に存在している状態で無理な運動を行うと、症状はむしろ悪化することがあるのです。
「腰が弱い=腹筋を鍛えればいい」という考えは、腸腰筋のトリガーポイントに関しては逆効果になりますので慢性的に腰痛をお持ちの方は特に注意が必要です。
日常生活にも潜む腸腰筋へのダメージ
「仕事は座りっぱなし、運動もしない、だから腰が激しく痛むことはない!」
と思っていませんか?
実は、日常の何気ない動作こそが、腸腰筋を疲弊させ、トリガーポイントを作るきっかけになっていることがあります。
その代表があなたが大丈夫!と思っている
「長時間の座り姿勢」です。
こんな日常動作が腸腰筋を傷めているかも…
- デスクワーク(パソコン作業・事務仕事)
- ソファに深く座り、映画やドラマを長時間視聴
- 車での長距離運転や長時間の渋滞待ち
- 床に座っての作業(編み物・裁縫・読書・勉強など)
このような姿勢を長時間続けていると、腸腰筋が「縮んだまま固まる」になり、血流が悪化柔し軟性が失われ、少しの動作でも痛みや違和感が出るようになります。
さらに、座っているときに
- 膝がももより高い位置にある
- 骨盤が後ろに倒れている
- 背中が丸まっている
- 足を組んでいる
といった姿勢が長時間続くと、腸腰筋にかかる負担はさらに大きくなります。
特に、柔らかいソファや車のバケットシートなどで深く沈み込むように座ると、腸腰筋は縮んだ状態でロックされてしまい、起き上がったときや歩き出したときに腰や股関節に強い違和感を覚えることがあります。
「座っているだけ」で不調を感じている方へ
もしあなたが…
【腸腰筋トリガー発生の可能性動作】
- 立ち上がるときに腰や股関節に違和感がある
- 朝起きると腰が固まって動きづらい
- デスクワークのあとに腰がズーンと重だるい
- 長時間の運転後に足がスムーズに動かない
このような症状がある方は、腸腰筋が悲鳴を上げているサインかもしれません。
マッチ鍼灸整骨院では、こうした日常生活に潜む原因にも着目し、
腸腰筋の深層まで丁寧にアプローチする施術を行っています。
さらに、ご自宅でできるセルフケアや、座り姿勢のアドバイス、椅子選びのコツまでお伝えしています。
腰や股関節の違和感が気になる方は、放置せず、ぜひ一度当院の専門的なチェックを受けてみてください。
根本からの改善へと導くお手伝いをさせていただきます。
姿勢の歪みとの深い関係
腸腰筋のトリガーポイントと深く関係しているのが、「姿勢の崩れ」です。
【姿勢の崩れによる腸腰筋トリガー発生原因】
- 猫背
- 反り腰
- 前傾姿勢
- 足を組む癖
- スマホ首
- 側弯(背骨の曲がり)
関係ないように見える姿勢もあると思いますが、姿勢の乱れは肩や背中だけでなく実は全身歪んでいるのです。
この歪みが腸腰筋にストレスをかけ続け筋肉が緊張しっぱなしの状態になった結果、腸腰筋にトリガーポイントを発生させてしまう事があるのです。
その腸腰筋のトリガーポイントにより発生した腰の痛みや骨盤の歪みが首や肩、頭部にまで波及して、肩こり・頭痛・倦怠感などの不定愁訴を更に悪化させることがあります。
そして一度できたトリガーポイントは、連鎖的に周囲の筋肉にも波及し「姿勢的トリガーポイント連鎖」と呼ばれる悪循環を引き起こすことがあります。
腸腰筋トリガーポイントの症状について
腸腰筋にトリガーポイントが発生すると、腰だけでなく体の広範囲にわたる痛みや不調が現れることがあります。
特徴的なのが、「原因がはっきりしないのに腰が痛い」「整体やマッサージで先生に腰を圧されれても痛くない」といった症状。
これは腸腰筋が体幹部の深層に位置するため、不安を感じて整形外科を受診してもレントゲンやMRIでは映らず原因不明の腰痛として湿布や塗り薬を処方して様子を見ることがほとんどです。
腸腰筋な関連痛のエリア
腸腰筋にできたトリガーポイントが、次のような場所に関連痛を引き起こすことがあります。
- 腰部(帯状の深部の痛み)
- 肩甲骨の下からお尻の上部にかけての広範囲な鈍痛
- 大腿の付け根や鼠径部、骨盤前面の痛み
- 股関節や背骨のキワにズーンと響く違和感
これらの痛みは、腸腰筋の前部・後部・腸骨筋側など、どこにトリガーポイントがあるかによって範囲が異なります。
症状が進行すると…
腸腰筋のトリガーポイントが悪化すると、ぎっくり腰のような症状により動けないほどの痛みを引き起こすことがあります。
- 椅子から立ち上がるのが困難
- 歩行時に足が前に出にくい
- 仰向けで寝ると腰が痛い
- 足を引きずって歩く
こうした状態は、「トリガーポイント性のぎっくり腰」とも呼ばれ、実際に救急外来や整形外科を受診するも原因不明とされた後に、マッチ鍼灸整骨院で腸腰筋のトリガーポイントに対して施術をおこなう事で改善された例もあります。
筋バランスの崩れと慢性腰痛の関係
腸腰筋は左右一対で背骨と股関節を支えています。
しかし、どちらか一方の腸腰筋にトリガーポイントができると筋肉が短縮します。
すると骨盤のバランスが崩れ、椎間板や腰椎を支える周辺筋肉慢性的な圧力がかかります。
その結果…
- 椎間板に炎症が起きやすくなる
- 腰の片側だけが張って重だるく感じる
- 自然に立っているつもりでも「片足だけが前に出ている」などの左右差が生まれる
といった現象が現れることがあります。
さらに腸腰筋は股関節の外旋(足を外に向ける)にも関与しているため、緊張や筋力低下が起こると、殿筋との連動が乱れ、ガニ股気味の歩き方になってしまうこともあります。
鑑別が必要な症状
最近はネットやSNS、TVでも簡単に情報が手に入るようになり腰痛イコール腸腰筋と思っている方が増えたように思いますが、腸腰筋トリガーポイントの症状は、時に他の筋肉や疾患とも似ています。
その為、原因不明の腰痛が腸腰筋を決めつけてストレッチを行うとその後動けなくなる可能性がありますので注意が必要です。
以下の部位のトリガーポイントとの専門的な鑑別が必要です。
- 腰方形筋
背骨と骨盤の安定に関わる - 腹直筋下部
内臓痛と誤解されやすい - 最長筋
背筋の一部で、腰痛の原因になる
また、腎臓や消化器系の内科的な見分けも重要なために慢性的な腰痛は自己判断せず、原因をはっきりさせる為に病院や鍼灸整体院などの専門家に評価することが大切です。
腸腰筋の不調を見逃さないために
- 「腰が痛いけれど、レントゲンでは異常なし」
- 「姿勢が崩れて、歩き方までおかしくなってきた」
- 「朝、起き上がるときに腰が固まって動きづらい」
こうした症状に心当たりがある方は、腸腰筋のトリガーポイントが関係している可能性があります。
マッチ鍼灸整骨院では、深層筋である腸腰筋への鍼灸や整体による方法を組み合わせ、原因に直接アプローチすることで、慢性症状の改善を目指しています。
体の左右差や姿勢のくずれなども丁寧に確認し、身体を全体的に施術し症状を改善し施術ごのアドバイスを行っています。
「もしかして自分も腸腰筋が原因かも…?」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
痛みの根本原因を見極め、深部から整える
腸腰筋のトラブルは、痛みの場所だけを施術してもなかなか改善しません。
なぜなら、表面の筋肉ではなく、深層にある腸腰筋が原因となっているからです。
マッチ鍼灸整骨院では、こうした腸腰筋の状態だけでなく全身の状態を評価してあなたの腰痛の原因を見極めてアプローチする鍼灸整体施術を行っています。
さらに、マッチ鍼灸整骨院では痛みを取るだけの施術だけでなく、患者さま一人ひとりの生活習慣や姿勢や体のクセを見極めたうえで再発予防のセルフケアや姿勢改善指導までしっかりサポートしています。
「どこに行っても改善しなかった腰の痛み」
「レントゲンでは異常なしといわれたけど、やっぱりツライ…」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
「原因がわかった」「こんなに楽になるなら早く来ればよかった」と思っていただけるはずです。
関連のあるトリガーポイント
腰方形筋
腹直筋の下部
胸最長筋
大腿直筋
大腿筋膜腸筋
マッチ鍼灸整骨院で早期改善を実現
当院では、痛みやしびれに特化した鍼灸整体施術で早期改善を目指します。
- 鍼灸治療: 経絡を整え身体の内側から血流を促進、痛みや痺れを改善します。
- 整体・骨盤矯正: 骨盤や腰椎の歪みを整え、身体の外側から痛みや痺れを改善します。
- 再発予防トレーニング: 症状を取り除くだけでなく、来院時より動けるを目指します。
- オーダーメイドの治療プラン: 一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療プランを提案します。
痛みや痺れがからだに起きた場合は早めの対応が肝心です。 「我慢できるから大丈夫」と思っている状態はずでに身体の状態はかなり悪くなっています。
少しでも気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
マッチ鍼灸整骨院が、症状の改善から予防まで全力でサポートします!
早めの治療で、快適な毎日を取り戻しましょう!