笑うと痛い腰痛を発生させる原因と対策
マッチ鍼灸整骨院には腰痛に悩む多くの患者さんが来院されます。
その患者さんの中には大声で笑った時に腰を痛め、安静時に軽い痛みがる程度だけど、笑うと小さく笑っただけでも腰が痛む症状があり、数日たてば治ると思い様子を見ていたがあまり腰痛の改善が見られない為来院されるもいらっしゃいます。
「そんなことホントにあるの?」
多くの人にとっては意外な症状かもしれませんが、実は他人ごとではなく急な笑いによって腰痛が引き起こされる場合があります。
意外そうに思うけど現代人であれば実は以外でない笑った時に痛める腰痛、原因はいくつか考えられますのでその原因と対策について解説していきます。
1. 笑うと痛む腰痛の原因
1-1筋肉の過緊張
笑うとき、腹筋や腰部の筋肉が収縮します。
このとき、腰部の筋肉が柔軟性のある通常の状態であれば笑った時に筋肉や関節が力を分散させるので腰痛を引き起こすことはありません。
しかし、慢性的に腰の筋肉が緊張していると、笑う動作で固くなった筋肉や関節に負荷がかかり、腰痛が生じることがあります。
特に、長時間のデスクワークや不良姿勢により腰の筋肉が緊張しがちな人に多い症状です。
1-2 腰椎の椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは背骨の間にある椎間板が後方に飛び出し、神経や血管を圧迫する状態です。
急な笑い動作で腹圧が上がると、腰椎にかかる圧力も増加し、ヘルニアが発症し神経や血管が圧迫され、腰痛が生じることがあります。
1-3 筋膜の炎症
筋膜は筋肉を包む膜で、腰部と関連する筋膜は背部やももの裏側など広範囲につながっています。
これが引っ張り合う事で腰部負荷がかかり炎症を起こす事があります。
それにより、笑う動作によって痛みが発生することがあります。
筋膜が原因の場合は患部より背部やもも裏に対して筋膜リリースを行う事が大切です。
1-4 姿勢の問題
慢性的に姿勢が悪いと、腰に過剰な負担がかかっています。
作業姿勢が日常的に猫背や骨盤の前傾・後傾だと、笑う際の動作が腰に負担をかけ、痛みが発生しやすくなります。
2. 腰痛の対策と予防法
2-1セルフ筋膜リリース
背部や臀部の筋膜リリースを行い筋膜を緩める事で腰の可動性を高め腰痛を緩和します。
腰痛の際に急にストレッチから始める方がいるのですが、固くなった組織を急にストレッチ(伸ばす)と腰痛が悪化する可能性がありますので注意しておこなってください。
2-2ストレッチと筋肉の緩和
セルフ筋膜リリースである程度筋膜が緩んできたら腰の筋肉が緊張している場合、ストレッチを行うことで緩和できます。以下のストレッチが効果的です。
• 腰のストレッチ:
立位でお辞儀をして腰をまるめます。
• 背中のストレッチ:
四つん這いになり、背中を丸めたり反らせたりします。ゆっくりとした動作で行い、筋肉をリラックスさせます。
2-2鍼灸や整体による施術
筋膜リリースやストレッチをしてもなかなか改善しない場合は広範囲に原因があるか、アプローチするポイントがずれている可能性もあります。
鍼灸院や整体院で原因を評価してもらい一度体をリセットさせて、自分にあったセルフエクササイズを教えてもらい計画的に腰痛を治していくことをオススメします。
マッチ鍼灸整骨院は腰痛治療から腰痛予防までしっかりサポートします。
お困りの方は一度ご相談ください。
2-3姿勢の改善
日常生活での姿勢に注意することが大切です。
特にデスクワーク時の姿勢を改善するために、以下の点を意識しましょう。
- 椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばす
- 足を床にしっかりつけ、膝と股関節を90度に保つ
- 足を組んで作業しない
- モニターの高さを目線の高さに合わせる
2-3 腰周りの筋力強化
筋膜リリースを行い、ストレッチができるようになってきたら腰痛も大分和らいできていることと思います。
腰痛を予防するためには、体幹鍛えることも重要です。
急に筋トレを始める方がいますがそれは逆効果となる場合がありますので、トレーニングの強度を考えて段階的に行うことをおすすめします。
- ドローイン
仰向けで息を吐きながらお腹を凹ます運動です。 - プランク
腹筋と背筋をバランスよく鍛えることができます。
うつ伏せで肘とつま先(キツイ方は膝)をついて体を一直線に保つ、身体をキープする運動なので初心者にもおすすめです。
なかなか治らない腰痛はマッチ鍼灸整骨院
ストレッチをしたけど改善しない腰痛はマッチ鍼灸整骨院にご相談ください。
そのまま放置していると二次的、三次的に痛い場所が増えて改善までに時間がかかります。
そのような状態になる前に一度ご相談ください。