ヒラメ筋のトリガーポイント
ヒラメ筋はふくらはぎ(腓腹筋)の奥にある腓骨筋からアキレス腱をつなぐ筋肉です。
ヒラメ筋のトリガーポイントには主に4つのパターンがあります。
第2トリガーポイント : アキレス腱から踵
第3トリガーポイント : 仙腸関節周辺
第4トリガーポイント : 内くるぶし
に関連痛をおこします。
この4つのトリガーポイントの関連痛の中でも1番注目ポイントは
腰の痛みにも影響する事です!
ヒラメ筋の第3のトリガーポイントの関連痛は仙腸関節周辺に深部痛や腰の筋肉に痙攣が持続することがあります。
仙腸関節痛に対して腰に注射をしても効果は期待できません。
もしその様な状態の方はヒラメ筋のトリガーポイントが発生しておきている仙腸関節痛かもしれませんよ!
しかし、主に発生するヒラメ筋のトリガーポイントの関連痛は踵、ふくらはぎ、足首の後面におこります。
トリガーポイント発生原因
ヒラメ筋のトリガーポイントを発生させる原因は
2.底の固い靴で歩く
3.スキーやスケート
4.ヒールを履く
5.肉離れの後遺症 など…、
間違われがちな症状
その際にヒラメ筋のトリガーポイントの放散痛と間違われやすいのは
- シンスプリント
- 脛骨疲労骨折
- アキレス腱炎
- 足底筋膜炎
- 血栓症
- 静脈炎 など、
上記の症状は一度症状を引き起こすと回復に時間がかかり長期的にに痛みに悩まされる事が多いですが、それがヒラメ筋のトリガーポイントによる放散痛だとしたら原因が筋肉なので早期に回復できる可能性があります。
足底筋膜炎の場合、踵に骨棘ができ、それが足底の筋肉を刺激して床に足をつくたびに痛みをおこします。毎回床にあたり刺激し続け続けた踵にできた骨棘周辺は炎症をおこしなかなか治りません。
整形を受診すると足底の骨棘周辺に注射をします。
足底の注射はメチャクチャ痛いです。
しかも、ヒラメ筋のトリガーポイントの放散痛によるものだったら…
そのメチャクチャ痛い注射は効かないのです。
それ、辛くないですか?
まずはヒラメ筋を緩めて症状が改善するかどうかやってみてからでも注射は遅くないのではないでしょうか?
マッチ鍼灸整骨院ではヒラメ筋のトリガーポイントに対して鍼や整体で的確にアプローチしていきます。
これってヒラメ筋のトリガーポイントが原因の症状かも?
と思われた方は1度マッチ鍼灸整骨院にご相談ください。
ヒラメ筋トリガーポイントの特徴
ヒラメ筋は「第2の心臓」と言われるように筋肉が伸びたり縮んだりした時にポンプの役割をし血液を押し上げる機能があります。
そのため、ヒラメ筋にトリガーポイントが発生すると血行が悪くなり局所的にはふくらはぎがつったり痙攣をおこしたり静脈瘤、静脈炎を起こすこともあります。
全身症状では低血圧や失神の原因がヒラメ筋の筋力低下によるポンプ作用の低下であるためヒラメ筋のケアとトレーニングは血液循環のトラブルをおこさないためにも重要な筋肉となります。
関連トリガーポイント
腓腹筋
足関節と足趾の屈筋群