肩こり・腰痛はもちろん、ヘルニア/眼精疲労/美容鍼などを鍼灸・整体を中心に全身調整でサポートします

生理痛による腰痛の原因と対策!鍼灸で解消!

NO IMAGE

生理痛による腰痛の原因と対策!鍼灸で解消!

生理痛による腰痛は、多くの女性が経験し、生理前後に発症する症状のひとつです。

この記事では、生理痛が腰痛を引き起こす原因や対処法、そして日常生活での改善方法について詳しく解説します。

マッチ鍼灸整骨院では鍼灸や整体により生理痛治療をおこなっていますが、早期に改善させるには生理痛による腰痛のメカニズムを理解することが大切です。

鍼灸や施術と合わせて得た知識を実践する事でより快適に過ごせるようになることを目指します。

生理痛で腰痛になる原因とは?

1. 子宮の収縮とプロスタグランジンの作用

生理が起きると、不要になった子宮内膜を排出するために子宮が収縮します。
この収縮は、プロスタグランジンという物質によって引き起こされるのですが、その働きが強いと子宮の収縮が激しくなり、腰や背中にも痛みを感じることがあります。

子宮の収縮に伴って、骨盤内の神経や筋肉が血流障害を引き起こし、腰痛(腰に痛みを感じる)を引き起こします。

2. 骨盤周辺神経への影響

生理中、子宮が収縮する際に骨盤周辺の神経が刺激を受けます。
特に仙骨神経と呼ばれる腰から骨盤にかけて伸びる神経が刺激されることが腰痛の原因となります。
骨盤周辺神経の刺激が強いほど生理痛が強く感じます。

3. ホルモンバランスの変化

生理中は、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンのバランスが大きく変化します。

このホルモン変化が筋肉の緊張を引き起こしたり体内の水分バランスに影響を与えます。

血流が悪くなることで背中や骨盤周辺の筋肉が緊張し腰痛を悪化させることがあります。

4. 姿勢の悪化と筋肉の緊張

生理中の腹痛や下腹部の違和感によって、無意識に体を丸めるような姿勢をとることが多くなります。
この姿勢の変化により、腰や背中の筋肉を引き延ばす様に負担をかけ、腰痛を引き起こします。また、腰痛を感じているときに正しい姿勢を保つのは難しく、姿勢が悪化することでさらに生理痛も腰痛増もましていく痛みの悪循環が生じます。

5. 冷えによる血行不良

生理中は血行が悪くなることがあります。それに加え体質的に冷え性の方やエアコンや冷たい物を良く食べる方は更に骨盤周辺の血行不良になり、筋肉の緊張を引き起こし腰痛を悪化させる原因となります。

生理痛による腰痛の対処法

ここまで述べてきた5つの原因、体質的になりやすい方もいらっしゃるかもしれませんが長期的な不摂生は不規則な生活が関係している事も多いと感じてています。
できる事から始めて3ヶ月は続けてみましょう!

1. 子宮を温める

腰やお腹を温めることで骨盤周辺の血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。湯たんぽやホットパッドを使う、または温かいお風呂に入るのも効果的です。温めることでリラックス効果も得られ、痛みが軽減することが期待できます。

程よい暖かさと夏でも冬でも温める時間を調節することで温度調節が可能な
ゆたぽんがオススメです。

2. ストレッチや軽い運動

生理痛が起こると安静にして時期が来るのを待つしかないと思われるかもしれませんが、軽度の場合、軽いストレッチやウォーキングなどの運動は、筋肉をほぐし、血流が促進されるため痛みが緩和されることがあります。
特に骨盤周辺のストレッチや、腰を軽くひねる動きは腰痛の緩和に効果的です。
しかし、生理痛が酷い時は無理して行うのは逆効果です。その際は温めて安静にしましょう!

3. 鎮痛剤の使用

生理痛が酷い時には鎮痛剤が必要な場合もあります。
生理痛は痛みに悩む期間がある程度決まっている為、その期間飲み鎮痛剤を摂取し痛みを和らげることで日常生活が楽になる事があります。鎮痛剤はプロスタグランジンの生成を抑える効果があるため、子宮の収縮を抑え、痛みを軽減するのに効果的です。服用前には使用上の注意をよく読み、適切な用量を守ることが大切です。

4. 鍼灸や整体

腰や骨盤周辺を緩めることで、血流が改善され、筋肉の緊張がほぐれます。
鍼灸には「お血」といって血の滞りにより様々な症状を起こすといった考えがあり、その滞りを鍼灸で取り除く事で生理痛による腰痛の解消が期待できます。専門の施術者に相談して、自分に合ったケアを受けると良いでしょう。

5. 生活習慣の見直し

バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけることが、ホルモンバランスの安定や血流の改善につながります。また、カフェインやアルコールは体を冷やす原因となるため、生理中は控えるようにしましょう。

生理痛の腰痛を予防するための日常ケア

 規則正しい生活リズムを保つ

生理痛の原因は睡眠不足や遅い時間の食事、朝食を抜くなど、不規則な生活は血液循環の低下を招きホルモンバランスを乱し、生理痛を悪化させる要因となります。
規則正しい生活を心がけることで、血液循環が改善され生理痛による腰痛が軽減される場合があります。

骨盤周りを冷やさない

子宮は骨盤の中にあり、お腹や腰の冷えが血行不良を招き、腰痛を悪化させます。腹巻きや温かい服装でお腹や腰を冷えないように守ることが大切です。
夏場の温かい日でも汗が冷えるとお腹が冷えるので汗しっかり拭き取ってお腹が冷えないように気を付けましょう!

適度な運動を取り入れる

生理痛の改善には日常的に適度な運動をすることで、骨盤内の血流が改善され、生理痛の予防にもつながります。生理痛は周期的に起こる事も多いので症状の落ち着いている期間にヨガやピラティスなど、骨盤の動きと周辺の筋肉を意識したエクササイズを中心に取り入れていきましょう。

ストレスをためない

仕事や家庭でのストレスは自律神経に影響しホルモンバランスに悪影響を及ぼす事で生理痛の腰痛が悪化します。
深呼吸や瞑想、ほんの少し一人の時間をつくってリラックスする時間を持つことで生理痛による腰痛が軽くなる場合があります。身体の健康だけでなく心の健康を保つことも大切です

生理痛による腰痛まとめ

生理痛による腰痛は、多くの女性が悩む症状ですが、原因を理解し、適切な対処法を取ることで症状を和らげることが可能です。生理周期が問題の場合、症状が軽減する時期もあると思います。その軽減している時期に自分自身の状況を見つめなおす事で生理期間の腰の痛みが徐々にしでも快適に過ごせるようになってきます。
辛い症状が続く場合は、医療機関での相談も検討し、自分の体に合った対策を見つけましょう。