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【腰痛対策】腸腰筋の5つの重要性!機能を知ればトレーニング効果が変わる!

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋の重要性

腰痛に腸腰筋が大切!

一度は聞いた事があるのではないでしょうか?

腰痛対策
骨盤の歪み
美姿勢
運動能力の向上
高齢者の歩行動作

トレーニング
ピラティス
ヨガ

などなど…

など何かと腸腰筋という言葉が出てきます。

では腸腰筋なぜ大切なのでしょうか?

それは上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉だからです。

腸腰筋は2つの筋肉の総称というのはご存知でしょうか?

一つは腰椎と下肢をつなぐ唯一の筋肉である大腰筋、

もう一つは骨盤から下肢につながる腸骨筋からなります。

ではこの腸腰筋にはどのような作用があるのでしょうか?

腸腰筋の5つの作用

1. 体幹を含めた全身のバランスをとる
2. 股関節の屈曲、外転などに作用
3. 臓器と神経を刺激する
4. 上半身と下半身の連結
5. 動きの流れをつくる

1.体幹を含めた全身のバランスをとる

腸腰筋は確かに体幹において重要な筋肉です。
しかし、
動作において1つの筋肉が単独で作用することはありません。

腸腰筋も体幹のバランスを取るために脊柱周辺の筋群のサポートを受けて脊柱を支えています。

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腹横筋
  • 広背筋
  • 脊柱起立筋
  • 腰方形筋これらの筋力があることで腸腰筋は体幹のバランスを取るための筋肉として力を発揮します。

2.股関節の屈曲、外転などに作用

股関節の屈曲においても腸腰筋だけでは強い力を発揮することは難しく

  • 大腿直筋
  • 縫工筋
  • 恥骨筋
  • 大腿筋膜張筋

のサポートをうけて股関節を屈曲や外転させることができます。

3 .上半身と下半身の連結

上記の1.2.の内容からすると他の筋肉のサポートをうけないと力を発揮できない弱い筋肉とも取られてしまいそうですが、大腰筋は上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉であり体幹を含めた全身のバランス、股関節の屈曲動作のキーストーン(要の石)になります。

4.臓器と神経を刺激する

大腰筋を動かす事で胃腸や膀胱、生殖期、腎臓や肝臓、脾臓に膵臓などにマッサージしたような刺激を加える事ができる。

なぜそれらの臓器に影響を与えるのか?

それは大腰筋と同じ様な走行で人体で1番太い動脈の大動の血液循環が走行しているからです。

腸腰筋を動かすことで大動脈が刺激されその枝となる動脈に栄養供給をうける周辺の内臓が活性化されるのです。

5.動きの流れをつくる

腸腰筋が固くなったり傷つくと動きがぎこちなくなります。

その代表がぎっくりと高齢者の筋力低下です。

1.ぎっくり腰

様々なタイプのぎっくり腰がありますが、ここでは腸腰筋の肉離れとさせていただきます。

腸腰筋に肉離れが起こると体をまっすぐにすると腸腰筋に負荷がかかり痛みが起きるので曲げまっすぐ立つことができなくなります。

2.高齢者の筋力低下

高齢になると腸腰筋の筋力が低下し歩くのが大変になるというのは聞いた事があるのではないでしょうか?

これは立っているいるとき上半身と下半身のバランスを取ることが精一杯な状態で足を動かすとからだのバランスが崩れてしまうので上手く足を動かす事ができなくなってしまいます。

これらのことから腸腰筋は大切だということは再確認していただけたかとおもいます。

では腸腰筋を鍛えたり柔らかくするためには何をしたら良いのでしょうか?

1. ストレッチ
2. トレーニング
3. ヨガ
4. ピラティス

など腸腰筋の重要性は様々なエクササイズで重要視されています。

エクササイズについては次の記事で紹介していきますのでもう少しお待ちくださいね!