効く頭痛薬を探している方に読んでほしい内容です
頭痛薬を何週間、何年も飲んでいませんか?
頭痛の程度にも大小ありますが日本人の約3人に1人は一時的又は現在も悩まされているこの症状、しかし頭痛は病気ではなく
何らかの原因により頭が痛くなった症状の事をいいます。
今まで飲んでいた頭痛薬が効かなくなってきた、もっと頭痛薬を飲めば治るかもと強めの薬を選び内服
薬があれば大丈夫と思っていた頭痛が改善が難しい頭痛に変化していきます。
決して頭痛薬による治療を否定しているわけではなく、薬ではアプローチできない部分に頭痛の原因が及んでいるをいう事をを知ってほしくこの記事を書きました。
是非最後までお読み頂き明日の健康のお役に立てたら嬉しいです。
頭痛の原因は様々ですが、
✔ 鍼灸や整体で対象になる頭痛は
- 「緊張型頭痛」
- 「片頭痛」
- 「緊張型・片頭痛混合タイプ」
- 「群発性頭痛」
です。
頭痛の対処法ランキング
頭痛が起きた時どの様な対処をされるでしょうか?
2位とりあえず横になって寝てしまう
3位頭の痛い所を自分でマッサージ
4位仕事や作業を中断して早退
5位病院を受診して処方された薬の内服
7位体操をする
やっぱりね!
と思われた方も多いのではないでしょうか?
最近はドラッグストアも夜遅くまで営業していてコンビニでも薬を取り扱う店舗が増えたことによって簡単に薬が手に入るようになりました。
その為手軽に痛みを抑える事のできる市販薬で頭痛を対処される方が多いのもうなずけます。
しかし、市販薬では頭痛の解決にはなりません。応急処置なのです。
なぜなら、この様な事が言われているからです。
頭痛の前触れ症状ランキング
当院に頭痛を訴えて来られる方の多くは問診の際にこの様な事を私に話してくださいます
- 肩こりが強いくなると頭痛がしてくるんです・・・
- 仕事でパソコン作業、自宅でスマホゲームすると次の日頭痛がするんです
そうなんです。
2位 目の疲れ
3位 首のこり
4位 冷え
5位 生理の痛み
つまり本当の原因は上記の5つである事も多く、これらの症状は薬で症状を抑える事はできますが、改善は難しく薬の量を増やしても取れない痛みは別な方法も考える時期なのかもしれません。
意外と気が付いている頭痛の原因
多くの方は頭痛を起こす原因について何となく自分でも気が付いているのではないでしょうか?
- 毎日のパソコン作業いつも気が付くと肩や首に力が入っている
- 忙しくなると歯をかみしめている
- 疲れて背中や肩はガチガチでもそのままにしている
- 人間関係のストレス
- 睡眠不足
- 姿勢が悪く猫背
- 長時間同じ姿勢でいる事が多い
- コーヒーが好き
多くは神経を興奮させ、筋肉を緊張させる悪い習慣です。
筋肉と神経の緊張を取り除く事で多くの頭痛は軽減すると考えています。
何となくわかっているけどそのままにしていませんか?
あなたの頭痛はどのタイプ?
自分の頭痛がどの種類なのかを知っておく事が大切です。
緊張型頭痛
【頻度】
- 反復性は1カ月に約15日未満
- 慢性の場合は毎日
【痛む場所】
- 頭の側面か全体、後頭部
【特徴】
- 頭の全面を締め付けられる様な痛み又は鈍痛
【合併症状】
- 酷くなっても吐き気はするも実際に吐くことはない
- 肩こり、まめい
【動作時】
- 外の空気を吸って少し休むと楽になる事がある
【仕事】
- 何とかできる
慢性頭痛の中で一番多い頭痛、子供から大人、高齢者までどの年齢層にも起こります
片頭痛
【頻度】
- ときどき起こる
(週1回~月1回程度)
【痛む場所】
- 頭の横側
【特徴】
- ズキンズキンと脈を打つような強い痛み
【合併症状】
- 酷くなると吐き気や嘔吐
- 光や臭いに敏感になる
【動作時】
- 動くと痛みが悪化
【仕事】
- 寝込んでしまう程痛く休んでしまう事もある
- 日常生活に支障が出る事もある
身体的、精神的影響がでてしまう為、悩んでいる人が一番多い頭痛と言われています。
30代の女性の5人に1人は片頭痛と言われるほど多く、ほとんどは10代、20代と症状が重くなり30代に片頭痛のピークを迎える事が多い傾向にあります。
片頭痛・緊張性片頭痛混合型(慢性片頭痛)
【頻度】
- 月に15回以上の頭痛
【痛む場所】
- 片頭痛と緊張型のどちらかの症状を起こす
【特徴】
- 約15回のうち8回は片頭痛である
※混合型の場合、半数は頭痛薬の長期内服によるものと言われています。
群発性頭痛
【頻度】
- 1~2カ月間集中してほぼ毎日
【頭痛の特徴】
- ほとんどの場合頭の横側が痛む
- 目の奥まで痛む激しい痛み
【合併症状】
- 目の充血、涙、鼻水
【動作時】
- 痛くてじっとしていられない
【仕事】
- 手につかないくらい痛い
【その他の特徴】
- 20~40代の男性に多く女性の約4~5倍と言われています
- 季節の代わり目に突発的に発生し1~2カ月続いた後は消えてしまいます
- 前回の頭痛から半年から2年の間に同じような痛みに襲われる事があります。
今までにない頭痛には要注意!!
多くの場合は筋肉と神経の緊張状態と説明してきましたがこれらの症状が出た時は
✔ くも膜下出血
✔ 脳出血
✔ 髄膜炎
などが考えられる為、次の様な場合はすぐに救急車や病院を受診し担当医の指示に従ってください。
- 今までにない激しく強い頭痛突然頭を後ろから殴られたような頭痛
- 発熱を伴う激しい頭痛
- 頭痛と同時に手足がしびれる
- 頭痛と同時に意識がもうろうとする