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【良い睡眠のリズムとは?】ノンレム・レム睡眠のリズムの乱れがもたらす体の影響

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「寝ても疲れが取れない」
「毎晩夢を見るけど、これって大丈夫?」

このような疑問を抱いたことはありませんか?

実は、睡眠はただ単に「休む時間」ではなく、脳や体が修復・再生・記憶の整理を行う為に絶対に必要な時間なのです。

そしてその鍵を握るのが

  • 「ノンレム睡眠」
  • 「レム睡眠」
  • 「脳波のリズム」
  • 「夢」

によるもなのです。

今回は、意外と意識されていない睡眠の仕組みや夢の役割まで、詳しく説明していきます!

1. 睡眠中のメカニズムとは?

睡眠はただ目を閉じて体を動かさないように横になってる訳でもなければ、脳や体は完全に休んでいるわけでもありません。

睡眠中でも、脳はさまざまな働きを続けており、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」といった一定のサイクルを繰り返しています。
これを睡眠周期(スリープサイクル)と呼びます。

1回の睡眠周期は約90分で構成されており、1晩で4〜6回ほど繰り返されます。

2. 睡眠の種類と脳波の関係

睡眠のサイクル「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」と聞くと夢をみる時間帯と見ない時間帯という認識の方も多いですが、
今回はその特徴についてもう少し詳しく紹介していきます。

2-1. ノンレム睡眠(深い眠り)

ノンレム睡眠は「脳も体も休んでいる状態」なのですが、その中でもさらに以下の4段階に分かれています。
※現在は3段階に統合

  • ステージ1
    入眠直後の浅い眠り
  • ステージ2
    体温や心拍数が下がり、リラックス状態になっていく
  • ステージ3〜4
    最も深い眠り(徐波睡眠)。
    この時に成長ホルモンが分泌される

この時、脳波は「徐波(デルタ波)」というゆっくりした波形になります。

つまり、睡眠時間を長くしただけでは体や脳は回復しないという事です。
睡眠は、ステージ3の最も深い状態をいかに作れるかが大切になってきます。

2-2. レム睡眠(浅い眠り、夢を見る)

レム(REM)とは「Rapid Eye Movement=急速眼球運動」の略で、

脳は覚醒状態に近く、活発に活動している状態です。

  • 筋肉が緩んでいて体は動かない
  • 鮮明な夢を見ることが多い

という特徴があります。

脳波を見ると、レム睡眠中はベータ波やシータ波などの覚醒時に似た波形が出現します。

3. ノンレムとレム、睡眠のバランスが崩れるとどうなる?

サーカディアンリズムにより、人間は朝起きてから夜眠くなるまでの周期があります。
しかし、起きている時間覚醒状態にあり、周期をコントロールすることは可能です。

ですが、睡眠の周期は寝ている為、無意識に起きていることです。
そのバランスが崩れる事があるのか?
という疑問が湧いてきたのですが、バランスは崩れる事があり、様々な影響が体に現れてくるようです。

3-1.睡眠の質が落ちる

本来、ノンレム睡眠とレム睡眠は交互に訪れることで、体と脳の両方が回復されます。
しかし、どちらかが短すぎたり長すぎたりすると、

  • 疲労が抜けない
  • 記憶力の低下
  • 感情コントロールが難しくなる
  • 自律神経の乱れ

といった不調につながります。

連日の「寝落ち」はこのバランスを乱す原因になります。
明かりをつけたまま寝室以外の場所で寝てしまい、ハッ!と途中で目が覚めて寝れない・・・
こうしてリズムが崩れていきます。
それが長期間続くことで上記の様な症状が現れます。

3-2.睡眠障害のリスク

睡眠のリズムが長期的に崩れた状態が続くと、睡眠の質を改善してもそのリズムが正常化されなくなってしまい

  • 「中途覚醒」
  • 「早朝覚醒」
  • 「入眠困難」

などといった不眠症に発展してしまう事になってしまいます。

睡眠障害に発展してしまう方はストレスや生活習慣の乱れの長期化による自律神経のバランスが崩れていることで発生していることも多く、それらの原因も改善していく必要があります。

一度崩れた睡眠のサイクルはなかなか治りません!

不眠症には鍼灸や整体が有効です。
お悩みの方は一度ご相談ください。

睡眠障害を自覚している方は生活習慣の早期の見直しをしてください!

4. 夢を見るのはいいこと?悪いこと?

夢占いといったものがあるように「良い夢」「悪い夢」その日見た夢の内容で一喜一憂することがあるかと思いますが、実際の体や脳にはどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
夢を見る事は良いのか?
悪いのか?
それとも気にしなくて良いのか?
考えていきましょう!

4-1.夢の正体とは?

夢は主にレム睡眠中に見るとされています。
これは、脳が過去の記憶や日中に得た情報を総合的に取り入れて再構成している現象と言われています。

しかし、まだ研究段階でありはっきりしたことはわかっていません。
夢を見るという事は、睡眠により記憶の定着や感情の処理に関わっているという説もあります。

4-2. 悪い夢=心のSOS?

夢占いでは

  • 悪い内容の夢でもこれから良いことが起きる
  • 良い夢でも運勢的にはあまりよくない

など様々な見解ががあります。

それを信じてもよいのですが、注意してほしい夢の内容ではなく

「鮮明さと毎日の繰り返し」

  • 頻繁に悪夢を見る
  • 現実に近いリアルな夢が続く
  • 夢で何度も目が覚める

こういった場合、ストレスや不安、過労などの状態を一晩の睡眠では脳が処理されない状態の為、鮮明かつ同じ夢を繰り返し見てしまう状態になっている可能性があります。

その際、夜中や明け方のいつもの起床時間とは違う時間に起きてしまったり、そのあと眠れなくなり朝を迎えることで十分な睡眠を確保できなかった結果翌日も同じ夢をみる結果になっているかもしれません。

この様な事が続いいている場合は生活そのものを見直す為に、頭を整理する時間をつくる必要です。

5. ノンレムとレム、どちらが長いほうが良い?

5-1. 睡眠はバランスが命

睡眠の話をすると、「夢を見るほど浅い睡眠より深く眠るノンレム睡眠が長い方がいいのでは?」と疑問に思われる方がいます。

しかし、この2つの睡眠のパターンは実はどちらも大切でどちらかが長すぎても短すぎても体に異常をもたらします。

  • ノンレム睡眠
    体の修復や成長ホルモンの分泌
  • レム睡眠
    記憶の整理、感情のリセット、脳のメンテナンス

この2つが交互に訪れるからこそ、睡眠の質が高まることで健康が保たれるのです。

5-2.年齢とともに変化する

睡眠時におけるレム睡眠とノンレム睡眠は周期があるという話をしてきましたが、両方同じ時間ではありません。
年齢によってもバランスは変化します。

子どもはレム睡眠が多く新生児は50%、3歳から5歳には20%ほどになりそこから大人になってもさほど変化はないが、高齢になると現象傾向にある。
高齢者は全体的な睡眠時間も短くなります。

6. ダヴィンチは超ショートスリーパー!?

最後の晩餐で知られるレオナルド・ダ・ヴィンチは超ショートスリーパーだったとされています。

ショートスリーパーの定義が1日の睡眠時間が6時間未満の人と言われていますが、ダヴィンチはなんと1日90分

それも1回で90分ではなく、1日4時間おきに15分、それを6回繰り返す多相睡眠だったと言われています。

これを睡眠と呼んでよいかは不明だが、まとまった睡眠をとっていなのでこれが睡眠となるなら超ショートスリーパーですね!

社会的心理学者のジェームス・マース氏は日中の15分程度の仮眠を「パワーナップ」と提唱し、午後も仕事の生産性の向上や集中力や記憶力の向上の効果があります。

近年ではオフィス内に仮眠スペースを設けてパワーナップできる体制を整えている企業も増えてきています。

7. ノンレム・レム睡眠を理解して健康を手に入れよう

この記事をご覧頂き、ノンレム睡眠とレム睡眠は深い睡眠と夢を見やすい睡眠といった簡単なことではないという事をご理解いただけたでしょうか?

睡眠は単なる休息ではなく、脳と体の情報を整理して翌朝に再起動するための重要なプロセスです。

ノンレム睡眠とレム睡眠は脳波の変換や夢を見る事により絶妙なバランスで作用して、私たちの心と体を整えています。

  • 「よく寝た気がしない」
  • 「悪夢ばかり見る」

そのような状態の方は寝る前の習慣や長期的な精神的不安を抱えていることにより起きているかもしれません。
一度ご自身の状況や睡眠状態を見直してみましょう。

そして、自分に合ったリズムで体と脳が回復できる眠りを取り戻していくことが、健康への第一歩となります。

札幌市中央区で睡眠に関するお悩みがある方は、鍼灸と整体を融合した施術で、自律神経を整えることで睡眠のトラブル改善をおこなっています。

お気軽にご相談ください。

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  • 鍼灸治療: 経絡を整え身体の内側から血流を促進、痛みや痺れを改善します。
  • 整体・骨盤矯正: 骨盤や腰椎の歪みを整え、身体の外側から痛みや痺れを改善します。
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起床、就寝時に倦怠感や寝れないといった場合は早めの対応が肝心です。 「我慢できるから大丈夫」と思っている状態はずでに身体の状態はかなり悪くなっています。

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