反復的な負荷が椎間板に与える影響
腰椎椎間板ヘルニアの原因の一つに、日常生活やスポーツ、仕事での反復的な身体への負荷により発生することがあります。
これらの動作は、椎間板に過剰なストレスをかけることになり、反復的な負荷が長期的に続くことで繊維輪の損傷や変性によりヘルニアを引き起こします
その原因と対策について詳しく解説します。
マッチ鍼灸整骨院
院長 町村 祐輔
• 鍼灸師・柔道整復師
• 夏の甲子園出場経験有
国家資格取得後、整形外科・消化器外科のリハビリ室長を経験、オリンピックトレーナーの元でトレーナーを経験した後、マッチ鍼灸整骨院を開業
臨床歴は20年を超え、鍼灸や整体による手技療法の可能性を日々探求しています。
マッチ鍼灸整骨院で早期改善を実現
当院では、痛みやしびれに特化した鍼灸整体施術で早期改善を目指します。
- 鍼灸治療: 経絡を整え身体の内側から血流を促進、痛みや痺れを改善します。
- 整体・骨盤矯正: 骨盤や腰椎の歪みを整え、身体の外側から痛みや痺れを改善します。
- 再発予防トレーニング: 症状を取り除くだけでなく、来院時より動けるを目指します。
- オーダーメイドの治療プラン: 一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療プランを提案します。
痛みや痺れがからだに起きた場合は早めの対応が肝心です。 「我慢できるから大丈夫」と思っている状態はずでに身体の状態はかなり悪くなっています。
少しでも気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
マッチ鍼灸整骨院が、症状の改善から予防まで全力でサポートします!
早めの治療で、快適な毎日を取り戻しましょう!
1. 重い物を頻繁に持ち上げる動作
重い物を持ち上げる作業は、椎間板への負荷が増加し、損傷を引き起こしやすい状況を作ります。
持ち上げる際の前かがみの動作は、髄核を後方に押し出す力が強くなり繊維輪の損傷により腰椎椎間板ヘルニアが発生することがあります。
腰椎椎間板ヘルニアの発生原因
- 持ち上げ方の問題
両足をそろえた状態で腰を曲げて持ち上げる動作は、椎間板の前面にかかる圧力が大幅に増加し髄核が後方に押し出されるちからも強くなります。
体ひねりながら持ち上げる動作は、椎間板に圧迫力に加え剪断力が加わる為、繊維輪に亀裂が入りやすくなります。 - 反復的な動作
一度の負荷で亀裂が入るわけではなく、同じ動作を繰り返しで椎間板に小さな損傷が蓄積し発生。
例えば、運送業や引越し作業で、1日何十回も荷物などの持ち上げ動作を繰り返すことで負担が蓄積していきます。
- 改善策
• 持ち上げる際は膝を曲げ、片足を一歩前に出した状態をつくり腰ではなく脚で重さを支える。
• 持ち上げる物を体に近づけ、負担を分散する。
2. スポーツや肉体労働での過度な腰の使用
特定のスポーツや仕事で腰を酷使する動作が繰り返されると、椎間板に慢性的なストレスがかかります。
- スポーツの影響
• 野球やゴルフ、テニスなどのスイング動作による椎間板に剪断力により発生
• ランニングは着地時の衝撃が腰椎に直接伝わり発生リスクが高まります
• 重量挙げは過度な重量を扱うことで、椎間板に瞬間的な圧力がかかり、損傷のリスクが高まります。 - 肉体労働の影響
• 建設作業や農作業は、重い物を運ぶ、地面にしゃがんだり立ち上がったりする動作が日常的に繰り返されます。
• 長時間の立ち仕事や中腰姿勢も椎間板に持続的な圧力が加わるため腰に慢性的な負担をかけます。
- 改善策
• フォームの修正や腰への負担を軽減させる道具を使用し、椎間板の負担を減らす
• 仕事中や運動後に同じ練習や動きばかり行うのではなく、負担のかかる筋肉を考えた内容に変える
• ストレッチなど、セルフケアを行い、筋肉の緊張をほぐす。
3. 急な体勢の変化や不意の衝撃
急な動作や予期しない衝撃は、椎間板に一時的に大きな負荷を与えます。
- 転倒や路面の滑り
• 突然の転倒は腰椎が不自然に曲がることがあり、椎間板が潰れるような圧力を受けます。
※特に高齢者は、加齢による椎間板の脆弱化と相まって損傷リスクが増加します。 - 不意の持ち上げ動作
• 急いでいる時に急に重い荷物を持つと、骨盤が後ろに倒れた状態で持ち上げてしまうことで、椎間板に過度な負荷がかかります。
• 無意識に体をひねったり、腰を曲げたりすると、繊維輪が裂けるリスクが高まります。 - スポーツ中の接触
• サッカーやラグビーなどの接触スポーツでは、不意の衝撃が腰に加わり、椎間板が損傷することがある
- 改善策
• 作業や運動する際には急に行わずストレッチやウォーミングアップを行う。
• 腰の違和感や痛みある場合は急な動作が加わりそうなときはあらかじめコルセットやテーピングを使用する
繰り返しの負荷が椎間板に与える影響
日常的に繰り返される腰への負荷は、椎間板の自然な修復能力を超えたダメージが蓄積されていきます。
- 繊維輪の亀裂
繰り返しの圧力や剪断力で、繊維輪に細かな亀裂が入りやすくなります。
これが椎間板ヘルニアの初期段階です。 - 髄核の変位
髄核が後方に繊維輪を押し広げることで、最終的に神経を圧迫する状態(ヘルニア)が発生します。 - 腰痛や坐骨神経痛
椎間板の変性やヘルニアが神経や血管を刺激し、慢性的な痛みやしびれを引き起こします。
椎間板の負荷を軽減する生活習慣の改善
腰椎椎間板ヘルニアは日々の生活のや運動動作を改善することで予防することが可能です。
とはいっても繰り返される身体への負荷をなくすことは難しいと思います。
最小限に抑える方法をお伝えしますのでできる事から始めていきましょう!
- 作業・運動姿勢の改善
痛みの原因となる作業や運動中の姿勢を見直し腰への負担を減らす - 筋力強化
腰や姿勢を支える筋肉(体幹、腹筋、背筋)のトレーニングをして作業や運動に耐えられる体つくりをする。 - 適度な休息
長時間同じ筋肉を使用する作業や運動は避け、筋肉を休ませたり適度な休憩を取りながら行う。 - 適切なサポート
サポートベルトや適切な靴などを使用して、腰の負担を軽減する。
腰痛・足のしびれはマッチ鍼灸鍼灸整骨院に相談!
マッチ鍼灸整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアにに対し、次のような治療を提供しています。
- 鍼灸による経絡調整で痛みの緩和と血流改善。
- 整体による筋・のバランス調整と負担軽減。
- 日常生活や作業の中で負荷を減らす具体的なアドバイス。慢性的な腰の負担を感じている方は、ぜひ当院にご相談ください!